メールマガジン・SENTOKYO(平成25年4月7日発行) 第207号


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>>メールマガジン・SENTOKYO(平成25年4月7日発行) 第207号
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     ☆★☆ メールマガジン・SENTOKYO 目次 ☆★☆

1.(会員だより)第15回図書館サポートフォーラム賞表彰決定/日外アソシエーツ
2.資料管理研修セミナー/企業史料協議会
3.新刊案内
4.ニュース&トピックス(3月21日~4月2日)
  こちらから →
5.専図協からのお知らせ
     第1回イブニングセミナー 他

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━━1.(会員だより)第15回図書館サポートフォーラム賞表彰決定/日外アソシエーツ━━

★第15回 図書館サポートフォーラム賞表彰決定

ユニークで社会的に意義のある各種図書館活動を表彰し、図書館活動の社会的広報
に寄与することを目的に設立した本賞も第15回を迎えました。
2013年3月12日に開催された図書館サポートフォーラム表彰委員会にて、ノミネート
された候補について選考を行い、その結果、岩瀬文庫ボランティア、谷合佳代子氏
のご二方の表彰を決定致しました。
表彰理由は以下の通りです。

■図書館サポートフォーラム賞

○岩瀬文庫ボランティア
愛知県西尾市に所在する岩瀬文庫は明治41年、市内の実業家・岩瀬弥助の私財によ
り設立された古典籍中心の私立図書館を起源とし(昭和30年に市の所管となる)、
重要文化財である後奈良天皇宸翰般若心経をはじめ極めて多岐に渡る稀覯本を含む
蔵書を有している。和装本の綴じ直しや中性紙保存帙の作成などの蔵書の保存修復、
各種講座や広報活動の支援のためにボランティア・グループが平成18年に組織され、
今日50名を越す会員により一貫して岩瀬文庫を西尾市の文化の顔たらしめて来た。
“古書のミュージアム”という、公立博物館としては非常にユニークな岩瀬文庫を
支援するこのボランティアの活動は、地域コミュニティの文化拠点の形成の範とな
るものとして、その意義を高く評価し表彰するものである。

○谷合佳代子氏 (大阪産業労働資料館(エル・ライブラリー)館長)
「働く人々の歴史を未来に伝える図書館」をモットーとする愛称エル・ライブラリ
ーは2008年の開館であるが、その前身である大阪社会運動協会の資料室は1978年以
来、労働組合や企業、市民団体の貴重な歴史的資料を数万点所蔵する歴史資料館で
あり、最新の労務管理情報・賃金データなどを収集する図書館として活動してきた。
近年、母体である財団法人大阪社会運動協会への大阪府・大阪市からの補助金全額
廃止という事態にもかかわらず、同協会の公益財団法人化を果たした谷合氏は館長
として千本沢子館長補佐とのコンビにより、労働専門図書館の活動を継続しつつ、
さらにsaveMLAKの活動にも果敢に取り組んでいる。実情は言葉にし難いほどの苦境
にあって、なお「21世紀のアーキビストたる自覚と矜持」を持って邁進されるその
姿勢と図書館経営の維持の功績について、その意義を高く評価し表彰するものであ
る。

★総会2013・第14回 図書館サポートフォーラム賞表彰式開催のお知らせ

図書館サポートフォーラム2013年度総会と第15回 図書館サポートフォーラム賞表
彰式を開催致します。万障お繰り合わせの上ご出席賜りたくお願い申し上げます。
詳細についてはこちらをご覧下さい。

○図書館サポートフォーラム総会2013・第15回 図書館サポートフォーラム賞表彰式

4月22日(月)pm4:30~8:00
http://www.nichigai.co.jp/lib_support/index.html

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━━2.資料管理研修セミナー/企業史料協議会━━━━━━━━━━━━━━━

「企業史資料のデジタル化に向けて」―その取り組みと活用―

企業史料協議会の活動の一つに資料管理について学び実務に活かすということがあ
ります。近年は、特に情報の活用と保存の形態が変化しており、常に新しい考え方、
実践が求められています。
今回は、会員機関のアーカイブズ部署におけるデジタル化の活用の側面に光を当て
るべく4つの事例報告と関西大学・総合情報学部の研谷紀夫准教授に、デジタル化
と企業アーカイブズの接点について考察していただきます。

日時:平成25年4月26日(金) 13:05~17:00
会場:中央大学駿河台記念館320号室
    東京都千代田区神田駿河台3-11-5

「周回遅れのデジタル化」
公益財団法人三井文庫 吉川容

「新・史料管理システムとデジタル化」
公益財団法人三菱経済研究所・三菱史料館 萩野谷泰

「我が社のイントラネットの概要について」
明治安田生命保険相互会社 本庄彰

「多様な建築アーカイブズのデジタル化と活用に向けて」
清水建設株式会社 畑田尚子

「企業資料のデジタル化と活用の取組み―タブレット向けコンテンツなどを題材にして」
関西大学・総合情報学部 研谷紀夫准教授

申込:
企業史料協議会・セミナー担当 e-mail: kenshu@baa.gr.jp まで
氏名、ご所属、連絡先(電話番号/メールアドレス)をご記入ください

企業史料協議会URL:http://www.baa.gr.jp
セミナーURL:http://www.baa.gr.jp/news.asp?NoteAID=12

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━━3.新刊案内━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

a.大学文化資源の情報発信:演博改革の10年
早稲田大学演劇博物館:編 / 八木書店古書出版部 / 税込10,500円
ホームページはこちら

b.日本の美術館ベスト150完全案内:アートなミュージアムへようこそ
ぴあ / 税込580円
ホームページはこちら

c.文化の樹を植える。:「函館蔦屋書店」という冒険
楽園計画:編 / ネコ・パブリッシング / 税込1,500円
ホームページはこちら

d.理想の書店:高く掲げよう「お客さま第一」の旗 (書店大戦シリーズ)
青田恵一:著 / 青田コーポレーション出版部 / 税込2,310円
ホームページはこちら

e.新宿で85年、本を売るということ:紀伊国屋書店本店その歴史と矜持
永江朗:著 / メディアファクトリー / 税込777円
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f.法人登記一発即答950問:一般社団法人・一般財団法人・公益法人
角野耕次:著 / 日本加除出版 / 税込3,675円
ホームページはこちら

g.3.11とメディア:徹底検証 新聞・テレビ・WEBは何をどう伝えたか
山田健太:著 /トランスビュー / 税込2,100円
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━━4.ニュース&トピックス(3月21日~4月2日)━━━━━━━━━━━━━

★ニュース(3月21日~4月2日)をまとめました。下記URLをクリックしてください。
 →    こちらから →

★「ニュース」は、「SENTOKYO ブログ」にて更新しています。
 最新ニュースは、ブログをご覧ください。
 → http://blog.goo.ne.jp/sentokyo/

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━━5.専図協からのお知らせ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■第1回イブニングセミナー
「被災地域での知のアクセス向上に向けて」

今回のイブニングセミナーでは、総務省「東日本大震災アーカイブ基盤構築事業」
について、同事業に協力している青木氏にご講演いただきます。また、経済産業省
による、「コンテンツ緊急電子化事業」についても解説していただきます。被災地
域での知のアクセス向上に向けて、どのような取り組みを行ってきたのか、そして
今後どのように事業を展開していくのか、震災後の被災地での復興や復旧の動きを
知ることができます。

※「東日本大震災アーカイブ基盤構築事業」とは、総務省と国立国会図書館が連携
し、東日本大震災に関する記録・記憶・資料などを収集・保存し、誰もがアクセス
できて活用できる仕組みを提供することで、国内外に情報を発信するためのもので
す。皆様、是非ご参加下さい!

日 時:平成25年4月18日(木)午後6時~8時
会 場:日本図書館協会会館2階 研修室
    東京都中央区新川1-11-14 (地図は こちら を参照)
講 師:青木 靖 氏
    (凸版印刷(株)情報コミュニケーション事業本部第10営業本部3部部長)
参加費:会員:無料 非会員3,000円 学生1,000円
    (セミナー当日お持ち下さい。所属機関宛の領収書をご用意いたします。)
定 員:50名 (申込先着順)

主 催:専門図書館協議会 関東地区協議会
共 催:専門図書館協議会 中央事務局

■平成25年度総会・全国研究集会のお知らせ

平成25年度総会は、平成25年6月12日(水)に、東京商工会議所(東京都千代田区
丸の内3-2-2)にて開催します。
また、平成25年度全国研究集会は、平成25年7月11日(木)・12日(金)に、一般
財団法人機械振興協会(東京都港区芝公園3-5-8)にて開催します。
会員機関の皆さまには4月下旬にご案内の文書をお送りさせていただきますので、
出席をご予定くださいますようお願いいたします。

<  総 会  >平成25年6月12日(水)13:00~15:00(予定)

<全国研究集会>平成25年7月11日(木)13:30~19:00、7月12日(金)9:30~16:00

< 総合テーマ >「10年後の図書館員のために、今できること、明日できること」
専門図書館を取り巻く状況は日々刻々と変化しています。
我々は、現在、10年から20年前には想像もしていなかった状況に置かれています。
これからの10年を考えたとき、専門図書館を取り巻く環境がどのように変化してい
るかを予測することは難しいことですが、あるべき姿とありたい姿をイメージし、
それに向けた目標を立てることが重要です。環境がどのように変化しても、専門図
書館員は担当業務に最善を尽くさなければなりません。
日々の業務の中で、「今日できること」と「明日できること」を見定め、10年後の
目標に向けて、この研究集会で大いに語り合いましょう。

<記念講演>「未定」原島 博氏(東京大学名誉教授)
プロフィール
1945年9月12日東京生まれ。
1973年東京大学大学院博士課程修了。東京大学名誉教授。
ヒューマンコミュニケーション工学、つまり「人間と人間の間のコミュニケーショ
ンを技術の立場からサポートする」ことに関心をもち、その立場から、「空間共有
コミュニケーション」や「感性コミュニケーション」の研究を行っている。また、
1995年に「日本顔学会」を発起人代表として設立、「顔学」の構築と体系化に
尽力している。(出典:HPより)

< 分科会 >
平成25年全国研究集会では、総合テーマに基づき下記6つの分科会を計画しております。
 第1分科会:企業系図書館(仮)
 第2分科会:電子図書関係(仮)
 第3分科会:図書館の新機軸(仮)
 第4分科会:著作権(仮)
 第5分科会:図書館の養成とスキルアップ(仮)
 第6分科会:実地で学ぼう(現地研修)(仮)

■SLA2013年会申込み/SLAからのお知らせ

SLA年会(SLA 2013 Annual Conference & INFO)が今年6月9-11日米国カルフォルニア州
サンディエゴで開催されます。
JSLA会員はSLA会員として申込みできます。
4月12日までに申し込めば、早期申込み料金で申し込めます。

詳細はウェブサイトを参照ください。
http://www.sla.org/content/Events/conference/ac13/index.cfm

■「図書館の設置及び運営上の望ましい基準」告示について

機関誌「専門図書館257号」(1月25日刊行)p58~64に告示に関する記事を掲載
しています。

平成24年12月19日付けで、図書館法(昭和25年法律第118号)第7条の2に
基づく「図書館の設置及び運営上の望ましい基準」(文部科学省告示第172号)
が告示され、同日から施行された。「官報号外第275号(平成24年12月19日)」
に文部科学省告示172号として、また、文科省HPでは、12月26日付けで次の
ように掲載されている。

図書館の設置及び運営上の望ましい基準(平成24年12月19日文部科学省告示第172号)
http://www.mext.go.jp/a_menu/01_l/08052911/1282451.htm

新旧対照表 ~改正後(平成24年文部科学省告示第172号)
/改正前(平成13年文部科学省告示第132号)~
http://www.mext.go.jp/a_menu/01_l/08052911/1329093.htm

「図書館の設置及び運営上の望ましい基準」の告示について
(平成24年12月19日 各都道府県教育委員会教育長あて 文部科学省生涯学習政策局長通知)
http://www.mext.go.jp/a_menu/01_l/08052911/1282452.htm

また、文部科学省は、「図書館の設置及び運営上の望ましい基準」関係の資料をま
とめた冊子を作成、関係機関していますが、同省のホームページにも掲載されてい
る。基準本文のほか、改正前との対照表、告示についての生涯学習製作局長通知、
基準を検討した「協力者会議」の報告などです。協力者会議報告には、図書館の現
状についてのデータ、図書館法、図書館法等を審議した2008年国会での付帯決議な
どが掲載されてます。
http://www.mext.go.jp/a_menu/shougai/tosho/001/1330295.htm

■「公立図書館の設置及び運営上の望ましい基準」改正のパブリックコメント

専門図書館協議会私立図書館小委員会では、意見を取りまとめて9月18日に
文部科学省へ提出しました。

■【会員限定】SLA eラーニング教材を公開しました

SLA eラーニング「Click-U」は、米国専門図書館協会(SLA)のプログラムです。
特に、専門図書館職員の活用を想定していますので、会員機関の職員に利用して
いただくと効果的です。このプログラムは、SLAの好意で、専図協(JSLA)が
組織会員(Organized Member)であることから、JSLAの会員機関限定で、
利用できるようになりました。
現在は、英語バージョンに限ったプログラムですが、今後は日本語でも
利用できるよう、翻訳バージョンの検討も進めています。どうぞご利用ください。

■『専門図書館と著作権Q&A 2012』を刊行しました

『専門図書館と著作権Q&A 2012』は、2002年版以降の著作権法の改正を反映
させるとともに、専図協会員へのアンケート調査に寄せられた疑問点などに答え
る内容で、約10年ぶりに改定されるものです。9月28日に刊行しました。
専図協機関会員へは、10月中旬に、無料で配布するとともに、各地区協議会にお
いては、本書をテキストにして著作権委員会によるセミナーを予定していますの
で、ご期待ください。
また、個人用に使用する場合、非会員には1部700円で頒布しますので、事務局ま
でお問い合わせください。

■「専門情報機関総覧2012年版」刊行のお知らせ/調査分析委員会

平成24年1月31日に「専門情報機関総覧2012年版」を刊行しました。調査にご協力
いただいた皆さまに心より御礼申し上げます。
会員の皆さま、そして調査にご協力いただいた機関の皆さまにはご案内をお送りし
ておりますので、そちらをご覧ください。
※会員機関様および総覧アンケート回答機関様には価格割引があります。
なお、一般販売価格は 32,000円(税別)です。

■「レファレンス協同データベース」(国立国会図書館)への参加について

「レファレンス協同データベース」(国立国会図書館)への参加は
本年10月をもって終了しました。会員各位のご協力に感謝します。
これまで試行参加にご尽力をいただいた国立国会図書館からのメッセージは、
「レファ協で業務を“見える化”しませんか?ー専図協試行参加終了後の個別参加のお誘い」
(「専門図書館」2012, №255, p.106-108.)に掲載してあります。
各館で参照のうえ、個別参加をご検討ください。

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