☆★☆ メールマガジン・SENTOKYO ☆★☆(平成19年5月3日発行) 全国研究集会特集号(53号) 


□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□                                  
□      ☆★☆ メールマガジン・SENTOKYO ☆★☆ 

□ (平成19年5月3日発行) 全国研究集会特集号(53号)
□ 
□ 
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
┏━▲▽▲ご注意▲▽▲━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 ※ウィルス防止のためファイルを添付することはありません。万一、     
  ファイルが添付されたメールが届いた場合はご注意ください。       
 ※不審なメールが届いた場合は『メルマガ問い合わせ』にご連絡ください。  
 ※専図協メールマガジンは無料(通信料金等は除く)でご利用になれます。  
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

■□■ お知らせ ■□■

★今年も、「全国研究集会」を5月31日、6月1日に開催します。
 専門図書館協議会では、多数の方に参加していただき、専門図書館の
 抱えている課題を解決する場として活用していただきたいと考えています。

★本メルマガでは、大会概要で説明されていない各分科会の内容について、ご
 紹介しています。非会員の方の参加もお待ちしております。

〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

☆★☆ メールマガジン・SENTOKYO 目次 ☆★☆

  1.専門図書館協議会実行委員会より

  2.第1分科会「著作権問題とライブラリアン」 

  3.第2分科会「IT時代に即した図書館サービスの新たな取り組み」

  4.第3分科会「守りと攻めの図書館実務」

  5.第4分科会「図書館とWeb2.0」

  6.第5分科会「図書館運営の一考察/先端事例に学ぶ」

  7.第6分科会「ICタグにより、変わる 図書館」

  8.全体会「専門図書館員に求められるもの」

〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

━━1.専門図書館協議会実行委員会より ━━━━━━━━━━━━━━━━

情報化時代の本質的な変化を探りながら、専門図書館は何をすべきか、専門図
書館員に何が求められているのか、私たちライブラリアンが立ち上がるNEX
Tステージへ向けて、もう一度考えてみる機会とします。 基調講演では、情報
革命の本質と情報化時代の知識人の心得・役割・働き方について学び、私たち
が情報をどのように捉え、コミュニケーション能力を発揮し発信していくのか
を探ります。 全国研究集会分科会では、情報検索スキルから必要とする専門
知識の獲得まで、真の意味の専門性を備えた実務のできるライブラリアンへの
進化に向けた幅広いテーマを設定し、みんなで学び考え、話し合う場とします。
多くの方のご参加をお待ちします。

↑トップへ

      
━━2.第1分科会「著作権問題とライブラリアン」━━━━━━━━━━━━

山本順一氏(筑波大学大学院図書館情報メディア研究科教授)
インターネットの普及とデジタル・コンテンツの流通により、変容を強いられて
いる著作権制度について、全般の動向と今後の展望について述べます。データベ
ースの著作権、社内資料の管理と著作権、アメリカの著作権事情などに触れなが
ら、図書館業務をする上で著作権問題にどのように対処すべきか多くの示唆を与
えて下さると思います。
末廣恒夫氏(複写と著作権メーリングリスト主宰者)
著作権法改正をめぐる最近の動向や問題点、専門図書館における日常的業務と著
作権の関係などについて講演予定です。公衆送信、貸与権、上映権、著作権管理
団体、電子ジャーナルなど具体的でホットな話題を取り上げて、図書館現場にお
ける問題解決へのヒントを示して下さる予定です。より積極的な図書館サービス
をめざすための図書館員と著作権の関係についても述べて下さる予定です。

↑トップへ

━━3.第2分科会「IT時代に即した図書館サービスの新たな取り組み」━━━

ITの普及は、図書館のサービスを大きく変えています。図書館先進国である欧
米の図書館では既にIT時代に即したサービスが普及期に入っています。一方、
日本では、先導的な位置づけを持つ公共図書館が、そこでかかえる様々な理由か
ら、IT時代を先導するサービスを提供できる状況にはなく、一部の大学図書館
や専門図書館がその役割を果たしているのが現状です。この分科会は、こうした
ことを踏まえて、欧米の図書館の利用を通じて日本における新たな図書館サービ
スのあり方を研究されている日本女子大学教授の田中功先生にIT時代を生き抜
くために日本の図書館が向かうべき方向についてお話しいただき、続いて、豊洲
への移転を契機にIT時代の図書館サービスを実践する芝浦工業大学図書館、更
に、アジア経済研究所図書館の事例を紹介し、今、ライブラリーは、どう変わら
なければならないかを参加者と一緒に考える分科会です。

↑トップへ

━━4.第3分科会「守りと攻めの図書館実務」 ━━━━━━━━━━━━━━

即実践可能な実務のコツと意識を参加者にお持ち帰りいただく分科会です。
まず井上真琴氏に、Web2.0に倣って「図書館サービス2.0」「図書館員2.0」を目
指すには何を理解しどのような視点に立てばよいのか、ハイブリッドな図書館利
用に向けて変わらぬ本質と学ぶべきスキルを参加者と一緒にご考察いただきます。
続いて安田智子氏に、価値ある資料を残すための「3つのA」、資料の健康診断や
老化防止など保存テクニックの実践例を織り交ぜながら、誇りを持って資料管理
できる図書館環境の作り方をお話しいただきます。取りを務める牟田静香氏は図
書館界ではない方ですが、我々とは違う視点で、楽しくやりがいを持って業務を
遂行するヒントをご提案いただきます。氏の唱える自発性、強烈なミッション、
そして勇気。爆裂トーク(本人談)で盛り上げます。

↑トップへ

━━5.第4分科会「図書館とWeb2.0」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━

電子化の進展やITの利活用、特にインターネット上で利用者が必要とする多用な
リソースを利用できるようになったことは、利用者の環境のみならず、ライブラ
リアンが提供するサービスにも大きな影響を与えてきました。例えばインターネ
ットを経由したデータベースや電子ジャーナルの提供、ホームページによる情報
発信など、ライブラリに足を運ばずに必要な情報が入手できる環境の構築は、多
くのライブラリでのサービス目標の一つでした。
それらがほぼ達成できた現在、利用者は情報源に直接アクセスしてサービスを享
受できるまでになりました。しかし、あなたのライブラリは、ライブラリアンで
あるあなたは、電子媒体の海に溺れ、利用者から見えず、そして意識されなくな
ってはいないでしょうか?
第4分科会では、利用者とライブラリアンの地位向上、そして2つを再び結びつけ
るためのキーテクノロジーとして、Web2.0とその技術要素、またこれらの技術など
を活用したライブラリの事例紹介などを行います。すべてが電子化されてゆく環境
で、ライブラリアンが生き残るために。

↑トップへ

━━6.第5分科会「図書館運営の一考察/先端事例に学ぶ」 ━━━━━━━━

図書館において、近年サービスが重要であると言う認識が高まっています。また
顧客満足(CS)の考えも重要であると言われています。図書館界でホテルのコ
ンシェルジュが注目されていることもこの表れではないでしょうか。
この分科会では、お二人の講師(小林麻実氏、仁上幸治氏)をお招きして、図書
館におけるサービス、広報活動、顧客満足度など今まで、図書館員が不得手であ
った(取り組んでいなかった)分野についてのお話を中心に、実際の事例をとり
入れながらお話していただきます。
同時に、事前アンケート調査を行い、参加される方々の問題についても限られた
時間ですが、お答えしていこうという新しい試みも検討しています。
一方的に、お話していただくのではなく、参加される皆様たちと協働して分科会
を進めていこうと思いますので、多数の方のご参加をお待ちしています。

↑トップへ

━━7.第6分科会「ICタグにより、変わる 図書館」 ━━━━━━━━━━━

ICT技術の中核となると予想されるICタグについての知識は、今後の蔵書管理
における利用だけでなく、図書館運営のさまざまな部分で活用されることが予想さ
れます。
第6分科会では、大学図書館および専門図書館におけるICタグ導入事例を中心に
3人の講師の方々からお話を伺います。はじめに千葉大学の竹内比呂也先生から全
般的なお話を伺います。ICタグに記録するデータ内容の標準化やプライバシーの問
題、新たな付加的サービスについてもお話いただきます。次に女子栄養大学図書館
の武尾亮氏から、ICタグ導入について具体的なお話を伺います。続いて国内最大の
法律事務所である西村ときわ法律事務所図書館の吉田潤子氏から、専門図書館での
ICタグ導入とその活用についてお話いただきます。なお、技術面についてはチェッ
クポイントシステムジャパンおよび日立システムアンドサービスから専門的立場で
サポートいただきます。ICタグ導入に関する実践的なお話が伺える貴重な場です。
ぜひご参加ください。

↑トップへ

━━8.全体会「専門図書館員に求められるもの」 ━━━━━━━━━━━━━

今回の研究集会で、新しくセットされたセクションです。第4分科会講師の岡本
真氏と第5分科会講師の仁上幸治氏(交渉中)をパネラーとしてお迎えして、
「専門図書館員に求められるものは何か」を参加者全員と議論していきたいと考
えています。
本研究集会では、図書館員に必要なスキルを多様な角度から掘り下げた分科会を
企画しています。この各分科会で習得されたノウハウをより高めていただくため
に何をしていけばいいのか、分科会テーマではなかった問題解決の手法は何か、
さまざまな切り口から全体会は構成されています。
でたとこ勝負のところもありますが、ご期待ください。

↑トップへ

〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
┌────────────────────────────────────
│<読者の声募集>
│ 記事への感想、意見、編集部への提案などを募集しています。メールには氏名、
│所属機関を明記してください。お寄せいただいたご意見は、本メールマガジンに
│紹介させていただくことがあります。
│掲載を希望しない場合や匿名、ハンドルネーム希望の場合はその旨をお書き下さ
│い。みなさまの声お待ちしています。
└────────────────────────────────────
┌────────────────────────────────────
│メールマガジンの購読、配信の中止、バックナンバーの閲覧などは、こちらの
│ホームページからお願いします。
│          ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
│           → https://jsla.or.jp/members_page/mail_magazine/
│          ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

│メールマガジンへのご連絡、ご意見は、以下までお願いします。
│                    ┏━━━━━━━━━━━━━┓
│                     → merumaga@sentokyo.jp
│                    ┗━━━━━━━━━━━━━┛
└────────────────────────────────────
┌────────────────────────────────────
│記載された内容は予告することなく変更することがあります。また、当メール
│マガジンの内容に起因するいかなる損害等に対しても、その責を負わないこと
│とします。記事中の製品名等においては一般的に各社の登録商標となります。
└────────────────────────────────────
┌────────────────────────────────────
│発行・編集:専門図書館協議会・広報委員会
│  http://www.sentokyo.jp/
│本メールマガジンに掲載された内容について現行著作権法で許諾されている範囲
│を除き、許可無く複写、引用、転載することを禁じます。
│Copyright (c) 2004-2007 SENMON TOSYOKAN KYOGIKAI, All Rights Reserved.
└────────────────────────────────────