「専門図書館における東日本大震災の影響について」のアンケート結果
「専門図書館における東日本大震災の影響について」のアンケート結果
【質問1】あなたの図書館で地震の被害はありましたか。(どちらかにチェックをつけてください)
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【質問2】質問1で「被害あり」を選んだ方のみの回答
【質問2‐1】資料への影響
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【質問2‐2】書架への影響
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【質問2‐3】書庫への影響
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【質問2‐4】入館者数への影響
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【質問2‐5】その他
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— 【質問2‐1】資料への影響詳細 —
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31落下した資料の破損大型の資料は書架の下段に移動した。付器の固定。75蔵書図書・資料が書架から落ち、散乱した。-
件数 | 内容 | 当面の対応策対応策 |
---|---|---|
1 | 開架資料の落下 | – |
2 | 書籍の落下、上部2段からが主だった。(7段書架) | 書架に落下防止用シートを敷いた。 |
3 | 資料が書架から落下し、多少キズが付いた。 | 無し |
4 | 書庫への被害(壊れる、破損)は無かったものの、全ての図書・資料が落下し、古文書については、一部破損した。 | 順次、図書の並び替え。又、簡易な落下防止策を講じている。 |
5 | 書籍の落下。書庫の棚のゆがみ。 | 書籍の落下仕手性本が破損したものは、資料センター内にて修復した。棚についてはメーカーと調整中。 |
6 | 図書の落下。一部の棚が倒れた。 | – |
7 | 書架から資料の約3割程度が滑り落ち、2週間休館し、戻しいれる作業を行った。 | 傾斜した書架への入れ替え |
8 | 書架から約700冊程度が落下、翌日は該当書架への立ち入りを制限して復旧を図った。 | 地震発生の翌営業日から通常通り開館したが余震等による二次災害を予防するために案内を貼付し、注意喚起を促している。 |
9 | 資料のほとんどが床に落ちたため、復旧に3日間かかり、その間閉館した。又、資料が破損したものがあった。 | 資料が落下しないような対策を検討中。 |
10 | 大部分の資料が落下し散乱。それにより50冊程度の資料に破損等が発生。 | 倒壊した書架の代替として、社内で余分のスチールキャビネットを設置。イントラネットの掲示板に「図書室における地震による被害および復旧の状況」を写真付きで掲載。被害状況と今後予定している対応策が一覧できる表を作成し、進捗都度更新。 |
11 | 書架上段の資料の落下(5~6冊程度) | – |
12 | 資料の落下。書架上部棚より若干の資料落下。(20冊弱) | これまで背の高い書棚のみ壁面への固定を行っておりましたが、地震の後、雑誌架についても壁面に金具による固定を施しました。 |
13 | 図書が書架から落下。(但し、落下の量はさほどではなくスタッフ2人で3時間程度で棚に戻す事が出来た) | 図書の落下は転落防止のバーを付けるのが難しく未対応。 |
14 | 7~8割の資料が書架より落下し、その一部が破損した。 | – |
15 | 上段の資料が落ちて破損した。 | 落下防止のバーなどの設置を計画中。 |
16 | 書架から本が落ちて破損し、修復が必要となった。 | 書架の揺れを軽減する手段を検討中。 |
17 | 資料が書棚から落ちて通路に散らばる。書棚内でぐちゃぐちゃになるなどの程度。 | 整理作業のみで対応 |
18 | 7~8割の資料が書架から落下した。 | – |
19 | 書架の上段から図書や雑誌が落下し一部背表紙が傷んだりブックケースが破損したりした。 | 出し入れしやすいよう書架手前で揃えていたが本を少しでも落下しないよう安全を考慮して奥に移して様子を見ることにした。 |
20 | 本が12~3冊ほど床に落ちていた。 | – |
21 | 書籍やファイルが落下により破損。 | – |
22 | 高い位置にあった資料の落下、それによる破損。 | 書棚の見直し。(大きいレファレンスブックはできるだけ下に置くとか、滑りにくいシートを棚に敷く等) |
23 | 書架からの落下、資料破損。 | – |
24 | 図書の落下による破損。 | – |
25 | 図書・資料の破損。 | – |
26 | 数十冊の資料が書架から落下した。 | – |
27 | 書架から資料が落下した。 | – |
28 | 本が落下した。 | 書架を固定し、耐震工事をした。 |
29 | 300冊程落下しました。 | 1番上の棚には本を配置しないようにした。 |
30 | 落下、汚損、破損 | – |
32 | 資料の一部が書架から落下した。又、落下のため資料に破損した物がある。 | – |
33 | 2か所ある建物のうち1方が耐震補強の梁が地震の揺れに耐えきれずはがれ、従って書棚が大きく揺れたため、本が落下した。戦前、戦後に発行された本などは落下とともに、バラバラになったものがあった。 | 建物内のメンテナンスの必要もあり、今回、古い本などは本棚に配架せずに、トランクルームで管理することにした。 |
34 | 資料の落下。(10冊程度) | – |
35 | 一部の大型資料と、それに近接している資料が書架より落下し、館内に散乱しました。 | – |
36 | 背の高いメイン書庫の上2/3に配架されていた資料が全て落下しました。(書架7本×14列分) | – |
37 | 資料8割方を収納する電動書架が破損した。 | 多大な修理費が掛かるため、まだ予算獲得が出来ず現在利用不可 |
38 | ビル上層にあった一部書庫が倒れ、本が散乱し、一部が破損した。 | 倒れた書庫は情報が入らず危険なので「緊急地震速報」の(人が周りに居る)装置を設置した。 |
39 | 雑誌が、10冊程度書架より落下。 | 今のところ具体的には特に無。 |
40 | 一部書庫から本が落ちたが、資料は傷むことは無かった。 | – |
41 | 本が落下したために、破損した資料があった。 | 書架に落下防止装置を設置予定である。 |
42 | 書架倒壊に伴い、図書の落下あり。又、地震の揺れにより、製本雑誌の落下あり。 | 書架の天板上に配架していた図書を除去し、書架留めを業務依頼し、書架の固定対策とする。 |
43 | 資料が数点書架から落下し、修理を要するものがある。 | – |
44 | 蔵書の約7割が落下し、破損した図書もあった。 | 現在検討中。 |
45 | 資料落下によるAVケースの破損。 | 棚の段組みを下げる。大型本の書庫への移動などの作業を行い、資料落下に備える。 |
46 | 蔵書図書約6万冊のうち、約2万冊が書架から落下した。 | 図書落下防止策を検討中。 |
47 | 単行本棚の配架してあった書籍95%が床に落下。多数本が破損し、本ののどの部分のダメージが大きい。(特に古い本、厚い本) | – |
48 | 書籍の落下。 | 書籍の落下に関しては、特に対応策を設けず。 |
49 | 書架よりの資料落下多数。 | 落下資料のうち数冊が損傷、修理。 |
50 | 資料の破損9冊 | 破損した資料の修理及び買い替えの検討。 |
51 | 図書の落下。約25万冊。破損して修理を要する図書約400冊。 | 余震による図書落下防止のため、3~7階のすべての書架にひもがけをして対策。 |
52 | 資料の書架からの落下。一部資料は破損。 | 今後の地震に備え、所蔵資料の見直し、図書館全体のレイアウトの変更を行っている。 |
53 | 一部の棚から資料が落ちて散乱した。 | ブックエンド等での押さえを強化しました。 |
54 | 2.3資料が転倒した程度です。 | – |
55 | 3階書庫の雑誌100冊程度落下。一部、破損。 | 無し |
56 | 資料への影響:何十冊か落下し、表紙が外れるなどの被害、おもに表紙に厚みがある外国図書。 | 上段の落下防止バー(棒)は、分野ごとの表示板がじゃまで、使用していない棚もあったが、設置されている棚は必ずかける。 |
57 | 被災地の議会の出版物が送られてこない。 | 無し |
58 | 半分以上の資料が書架から落下したため、古書等も破損。 | – |
59 | 資料が雑誌含め1万冊程度落下、うち一部が破損。 | – |
60 | 書架の最上段(6段)の資料がほとんど落下し、一部破損した。 | キハラの「安全安心シート」を購入し、装備した。 |
61 | 震災時の揺れにより、書架の資料が大量に落下した。作業中の職員と利用者がいたが、揺れが始まると同時に退避していたためにけが人はなし。なお、事務室内の免震棚については資料の落下は無かった。 | 書架の中央上部の落下が一番多かったため、最上段の配架を中止した。また、落下しにくくするため、資料を棚の奥に並べるようにした。 |
62 | 100冊程度が書架から落ち、その内10冊程度の表紙が破損。 | – |
63 | 図書の落下、散乱、破損、書架の転倒 | – |
64 | 資料約30冊落下(破損はなし) | ・書架の高い位置に、重い資料を配架しないようにし、配架資料はブックエンド等でしっかり止める。・書架の棚板部分に、落下防止のシートを敷くようにしたい。 |
65 | 書架が倒れることはなかったが、最上段、上から2段目の資料がほぼすべて床に落下。破損したものが50冊程度あった。 | 落下防止装置のついた書架については、書籍が落下しなかったことにより、書架自体が損壊したという話も聞いており、現時点では特に新たな方法については考えておりません。 |
66 | 図書等約3,000冊(所蔵総数の約3.5%)が書架から落下・散乱 | – |
67 | 資料の落下 | – |
68 | 資料落下 | – |
69 | 資料約7,000冊が書架から落ち、一部が破損した。 | – |
70 | 資料が落下・破損。 | – |
71 | 資料が数冊落下(破損なし) | – |
72 | 約120冊落下。内、造本の破損8冊。 | 無し |
73 | 書架から落下した資料は約6.9万冊,全蔵書数の約2割に当たります。 | 復旧には150時間,延べ30人を投入しました。破損した図書は158冊です。 |
74 | 資料の落下による汚損・破損(冊数については集計していない)。 | – |
76 | 資料の落下はわずかだった。 | 特になし |
77 | 資料が書架から落下、散乱するも資料自体に汚損の被害はなし。 | 資料は一週間内に書架に戻し現状復帰。 |
78 | 書架上段より製本雑誌を中心に約1000冊が落下、散乱した。破損した資料は3冊にとどまった。いずれも簡易補修で済んだ。 | – |
— 【質問2‐2】書架への影響詳細 —
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件数 | 内容 | 当面の対応策対応策 |
---|---|---|
1 | 棚板の落下(書架は固定済み) | – |
2 | 図書の落下。一部の棚が倒れた。 | – |
3 | 書架に配架した本が落ちた。雑誌は折れ曲がった物もある。 | 最上段の本は少し奥に押し込む。 |
4 | 書架の天板の一部部品がはずれて落下、大きな変形等はなかったので(壁面据付)設置しなおして継続利用。 | 地震発生の翌営業日から通常通り開館したが、余震等による二次災害を予防するために案内を貼付し、注意喚起を促している。 |
5 | 書架に落下防止バーを付けていても、落下防止バーごと飛ばされてしまい地震対策にはならなかった。 | – |
6 | 雑誌架を含む書架3連が倒壊。 | 倒壊した書架の代替として、社内で余分のスチールキャビネットを設置。イントラネットの掲示板に「図書室における地震による被害および復旧の状況」を写真付きで掲載。被害状況と今後予定している対応策が一覧できる表を作成し、進捗都度更新。 |
7 | 固定して使用している可動書架の床面のずれ | – |
8 | 書架の書籍が100冊程度落下。落下しなくても書架の前面にせり出した書籍が多くみられた。 | 前面にせり出した書籍を奥に押し込めた。 |
9 | 書架の上板がずれた。隙間が空いた。 | 書架のずれはビス止めを工事して対応。 |
10 | 1基が横転 | 対応済みで現在問題なし。 |
11 | 転倒したり傾斜して利用できない状態となった書架があった。 | – |
12 | 書架の上段から図書や雑誌が落下し一部背表紙が傷んだりブックケースが破損したりした。 | 出し入れしやすいよう書架手前で揃えていたが本を少しでも落下しないよう安全を考慮して奥に移して様子を見ることにした。 |
13 | 電動の書架が動かなくなった。 | – |
14 | 連結部分が一部壊れた。 | – |
15 | 書架案内板の落下。 | |
16 | 電動式書架の一部に不具合が生じた。 | – |
17 | 電動式移動書架の異常ランプが点灯し、開閉が不能となった。 | – |
18 | 書架の転倒防止用の連結材が2か所折れた。 | – |
19 | 変形、損傷 | – |
20 | 棚板のゆがみ | – |
21 | 棚板の一部にゆがみが発生しました。(スチル製の鉄板) | 書架については、床止めや壁面固定による対策をとることが現状困難なため、最上段にはものを置かず、重心を下げることで揺れを少なくするよう試みることにしました。 |
22 | 資料8割方を収納する電動書架が破損した。 | 多大な修理費が掛かるため、まだ予算獲得が出来ず現在利用不可 |
23 | ビル上層にあった一部書庫が倒れ、本が散乱し、一部が破損した。 | 倒れた書庫は情報が入らず危険なので「緊急地震速報」の(人が周りに居る)装置を設置した。 |
24 | 開架書棚から図書が10冊ほど落下したが、すぐに元に戻した。 | 揺れが大きい場合の、利用者、職員の避難方法(落下物付近を避ける)等の徹底。 |
25 | 地震の揺れにより、書架(木製)が倒壊。 | 書架の天板上に配架していた図書を除去し、書架留めを業務依頼し、書架の固定対策とする。 |
26 | 書架の天板が外れ、書籍を巻き込んで落下したが、職員の手で直した。 | – |
27 | 棚の一部にゆがみ。書籍が棚から落下。 | 落下した書籍を整理中。 |
28 | 電動式移動書架が変形し、作動不能となり緊急修理が必要。 | 現在検討中。 |
29 | 貴重本の棚のガラス破損。 | – |
30 | 破損が多いため、修理製本に出す予定。 | – |
31 | 古い書架が1本破損しました。資料は無事でしたが、壊れた書架を廃棄するまでの間、書庫への立ち入りを制限しました。 | – |
32 | 本棚、移動式書架のゆがみ、棚の裏側の壁、棚の下の床破損。 | 本棚、移動書架、壁、床、工事は終了。本棚同士上部連結を強化。本棚最上段を空きとする。 |
33 | 書架の固定金具が一部破損。 | – |
34 | 図書が棚からほとんど落下したため、整理、再配架した。 | – |
35 | 書架を固定する金具がボルトごと壁から外れた。 | 既に修理が完了し、通常通り運営中。 |
36 | 一部の書架で棚ごと資料も落ちた。 | – |
37 | 強い揺れにより電動書架に多少のゆがみが起きたが、今のところ正常に動いているので支障はない。 | 無し |
38 | 雑誌配架書架が転倒し破損。転倒防止用の連結部分が一部破損。 | – |
39 | 電動書架の上部をつなぐ転倒防止ポールが固定されていた梁から抜け、書架の一部が傾いた。また、低い木製書架が転倒した。 | 電動書架は業者に修理してもらう他なく、固定書架への変更や電動書架全体の入れ替えなどの案も出たが、予算面や工事にかかる日数などから、現在の電動書架を元通りに修理することとなった。 |
40 | 北区の研究所の図書室で書架が倒れた。(壁に固定してありましたが、ボルトごと抜けたそうです。) | 書架を再度固定、書架に置く本のバランスを考える。 |
41 | – | 書架については、以前より転倒を防ぐため床との接合部(四隅)にアンカーを設置していたが、その数を増やし中央部分にも設置した。 |
42 | 図書の落下、散乱、破損、書架の転倒 | – |
43 | 書架最上段の資料の一部が落下 | – |
44 | 一部、要修理 | – |
45 | 一部、書架棚に歪みが発生 | – |
46 | 書架をとめているビスが取れた | – |
47 | 書架を天井に固定しているボルトが数箇所で剥がれた。 | – |
48 | 書架のビスが外れるなど一部破損。 | – |
49 | 書架の損傷(書架が傾く,転倒防止金具が破損)。 | – |
50 | 書庫内、足の踏み入れも手間取り、移動式書架が傾いた。図書・資料に損傷はなかったが、再配架が大変だった。 | – |
51 | 複写サービスの停滞があったが、1週間内に復帰。また、閲覧室の天井板が落下するも、閲覧者がいなかったため、人的被害はなし。 | 閲覧室天井板は補修済み。その他、床の亀裂等の多々破損場所は業者見積中であるが、予算の確保次第で優先順位付けて補修する予定。 |
52 | 書架からの図書落下 | 書架に面した座席の利用禁止(5月20日に解除) |
53 | 図書・資料の落下 | – |
— 【質問2‐3】書庫への影響 詳細 —
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8地下書庫エレコンの破損による出庫不可書架および地下書庫エレコンの耐震補強。
電力不足対応のため、照明及び電子機器等の節電。
件数 | 内容 | 当面の対応策対応策 |
---|---|---|
1 | 床のひび割れ | – |
2 | 書庫のガラス破損 | 書架に落下防止用シートを敷いた。 |
3 | 書籍の落下。書庫の棚のゆがみ。 | 書籍の落下仕手性本が破損したものは、資料センター内にて修復した。棚についてはメーカーと調整中。 |
4 | 可動式(電動)書架1連がレールから脱輪。 | 倒壊した書架の代替として、社内で余分のスチールキャビネットを設置。 |
5 | 手動式の集密書庫の動きが悪くなった。 | 底にゴムの滑り止めがついたブックエンドを購入し使用している。 |
6 | 電動書庫から、30冊程度落ちたものの、数冊が下に入り込んだために作動しなくなった。 | 対応済みで現在問題なし。 |
7 | 資料落下及び転倒した書架等の対応が終了 していないため、一部利用できない書庫がある。 |
– |
9 | 重なり合って落下した資料の一部が破損しました。 | 不要な資料を廃棄し、スペースを作る。 |
10 | 資料8割方を収納する電動書架が破損した。 | 多大な修理費が掛かるため、まだ予算獲得が出来ず現在利用不可 |
11 | 一部天井が破損。 | 危険個所は立ち入り禁止。 |
12 | 開架書庫内の図面庫が倒れて、重なった状態になったが、復旧することが出来た。 | 図面庫は1段ずつ鍵をかけて置くようにした。 |
13 | – | 電動書庫を点検予定。 |
14 | 自動化書庫に歪みが発生。 | – |
15 | 書架g倒れる危険があったため、一般の立入りを禁止した。 | 既に修理が完了し、通常通り運営中。 |
16 | 書架が大きく揺れたため、書架の近くにあった蛍光灯のカバーが割れてしまった。 | 無し |
17 | 電動書庫がレールからずれ、修理を行った。 | – |
18 | 書庫が存在しない(全て開架)ため影響なし | – |
19 | 電動書庫の書架と書架の間に書籍が挟まり、開閉ができなくなった。 | – |
20 | 図書の落下、散乱、破損、書架の転倒 | – |
21 | 一部、電動書架の要点検・修理 | – |
22 | 書庫の壁面数箇所にひび割れが生じた。 | – |
23 | 壁への亀裂やコンクリート片が散乱。 | – |
— 【質問2‐4】入館者数への影響 詳細 —
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件数 | 内容 | 当面の対応策対応策 |
---|---|---|
1 | 計画停電、交通機関の混乱により2週間大学閉鎖のため閉館開館後も利用者減 | – |
2 | 被災された図書館の方々のことを考えますと被害とは申せませんが、影響といたしまして入館者数は減少いたしました。特に外国人が本国に帰国したことで外国人の利用者が減少いたしました。 | メールによる問い合わせや貸し出し延長手続きが増えましたので対応しております。 |
3 | – | ホームページから蔵書検索すると、各資料毎に利用可否がわかるよう処置。ホームページのお知らせ欄をトップぺージに移行。被害状況と復旧作業の進捗状況を掲載。 |
4 | 被災地と思われる地域から利用の減少 | – |
5 | 資料を書架に戻すために、8日間閉室した。 | – |
6 | 整理完了まで入管希望者には遠慮してもらっている。 | – |
7 | 利用者は社員のみのため影響なし。 | – |
8 | 利用者の多くは外国人であり、震災後帰国もしくは西に移動する人が多く、利用者が激減した。 | 新しい利用者を開拓する工夫。 |
9 | 震災後1カ月間閉館した。 | – |
10 | 震災翌日、交通機関の混乱により、臨時に休館した。 | – |
11 | 震災に伴う節電のため開館時間を短縮した。 | – |
12 | 余震があり、来館をしばらくストップしたため、入館者数への影響があった。 | – |
13 | 3/14(月)・3/15(火)の2日間、書庫点検等のため閉館した。 | – |
14 | 3月中の貸出業務を停止した。 | – |
15 | 一時閉館による減 | – |
16 | こう通機関の混乱により、入館者および職員に影響があった。 | – |
17 | 地震、原発関連で地図需要が増大。 | – |
18 | 片付けのために、閉室にしなくてはならなかった。 | – |
19 | 来館者の安全のため、地震後と翌開館日の1日半は閉館した。 | 入館者に対し、入口付近に頭上注意を促す張り紙を掲載した。 |
20 | 3月中は全面休室、4月も一部資料に利用制限が残り、完全に復旧したのは5月連休明けとなった。 | 現在検討中。 |
21 | 人的被害はなし。 | – |
22 | 書籍の落下により約2週間非常時対応となったが、その間利用者に不便をかけた。 | 震災など非常時については、利用者に対し書架から離れるように声かけ等を実施する。 |
23 | 落下図書の復旧作業のため、3月末まで臨時休館。図書館全員体制で復旧作業を行った。4/1より短縮開館夜間委託スタッフのみの開館を中止し、職員勤務時間内で19時まで開館。4/20より通常開館(一部制限あり)夜間委託スタッフのみの開館を再開し、22時までの開館。夜間委託時間帯は、6~7階を利用不可に制限。5/16より全館通常開館夜間委託時間帯の、6階~7階利用制限を解除。 | 緊急時の対応マニュアルを作成、避難誘導シュミレーションをおこなった。 |
24 | 地震の翌日から館内整理のため休館。3/12以後、入館者数は0となっている。 | – |
25 | 上記に伴い、書架g倒れる危険があったため、一般の立入りを禁止した。 | 特になし |
26 | 余震が続き、配架整理等できず一ヶ月ほど部分開館(入館場所の制限)を行った。 | – |
27 | 被害により5/31まで休館(6/1より再開予定) | – |
28 | 震災後の交通機関運行の乱れ、計画停電などで利用者が外出を控えたためか、入館者が減った。 | – |
29 | 6割程度の落ち込み。 | – |
30 | 地震の影響による計画停電のため閉館時間が早くなった。 | – |
31 | 資料落下、戻し作業による閉架・閉書庫、利用スペースの一時縮小 | – |
32 | 4/9(土)まで短縮開館または臨時閉館とした | – |
33 | 地震後4月2日まで臨時閉館し、その後5月6日まで開館時間を短縮し、また利用者を一部制限したため入館者数が減少した。 | – |
34 | 地震後2週間程度臨時休館としたため、昨年同月と比較して入館者数が減少した | – |
35 | 震災により12日間臨時閉館し,約2,400名の利用者に影響が出て,入館者が減少しました。 | – |
36 | 震災後1週間の臨時休館およびその後の開館時間短縮による入館者数の減少。また,3月中は貸出サービスを休止し,復旧作業中は利用範囲の制限を行う。 | – |
— 【質問2‐5】その他
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職場に建築の専門の人(元、設計をしていた人)がいるので、そのアドバイスに従い、書架の補強をしっかり行っていてよかった。お陰で、被害もけがもありませんでした。
件数 | 内容 | 当面の対応策対応策 |
---|---|---|
1 | 本棚が崩れることは図書館に関しては無かった。 | 特に無し |
2 | 書架の上にムリヤリのせていた本が数冊落下。並びが乱れた。 ラックが傾いた。 |
ホームページのサーバーを、金曜終業後落として帰宅。移動書架のツメを全て掛けておく。ラックにステップで支えを掛けておく。 |
3 | 階層の最中でほとんどの資料が箱詰めになっており書架への影響はありませんでした。地下書庫にある書架が1基、資料の廃棄のため片側が空で不安定だったものが横転しましたが他はほとんど平気でした。仮の場所で雑誌架のみで開館していたのですが、そちらは被害ゼロ。むしろ地震後の停電等で交通困難によって、スタッフが集まらず休みを余儀なくされました。 | 改装して新しい書架になりましたが、上部の棚には滑り止めを付けました。ポール状の雑誌などがありますが、転倒防止を付けました。 |
4 | 安定の悪い書籍が落下。一部書籍が破損。書架も一部破損。 | 安定が悪く落ちやすい書籍は社外倉庫に保管した。 |
5 | 交通機関への計画停電の影響があった間(3月中)営業時間の短縮、施設の一部閉館。 当日は帰宅困難者には朝まで施設開放(夕食等提供) |
訓練の強化等 |
6 | – | 館内は節電のため、50%程度照明を落としています。 |
7 | システム稼働停止による一部の電子資料の閲覧不可。 | – |
8 | 天井から塗料が剥落し、廊下の壁に亀裂が入った。 | – |
9 | 余震の恐れがあったので、約1週間臨時休館した。 | – |
10 | こう通機関の混乱により、入館者および職員に影響があった。 | – |
11 | 地震及びその後の計画停電のため、当館運営の教養講座が中止になった。 | 節電をメインに行っている。 |
12 | 図書館内のモルタルが4か所ほど破損。 | – |
13 | 入口のドアが閉じてしまった。 | – |
14 | – | 節電対応(閉館時間の繰り上げ) |
15 | – | 図書資料室を含めた建物全体の緊急対応マニュアルの見直し。 |
16 | – | ヘルメット、懐中電灯の手配。 |
17 | – | 停電対策として、拡声器、あるいはメガフォンをカウンターに設置する必要あり。 |
18 | 地震発生時から3/21(月)まで臨時休館とした。 | – |
19 | 建屋に被害があり、一時仮移転をした。 | – |
20 | 独自に資料を作り、出稿部に提供。 | – |
21 | – | 災害時における利用者の避難誘導路やマニュアルの見直し、及び実施訓練を計画中。 |
22 | ||
23 | 3/11~3月末まで閉館した。ライブラリー併設「多目的スペース」で、開催予定していた上映会等3件を中止。内、1件は6月に延期した。 | 節電。 |
24 | 開室時間は一時短縮となった | 無し |
25 | プリンターやパソコンが机上等から落下し一部修理不能になった。 | 一部を除き、図書館内は復旧したが、転倒防止や落下防止対策が進んでいないのが現状です。また、図書館以外に配架してある建物では開架書庫が破損し、利用できないでいる。少しずつ原状回復等を地震対策などしていきたいが、予算との関係もあり、現状はかなり厳しい。 |
26 | ポールの抜けにより梁のモルタルが剥離。書架の揺れで隣のテナントとの境の壁(パーテーション)が傾いた。閲覧机が転倒し、一台使用不可となった。 | 今後の地震対策としては、上部の棚に落下防止シートを引いた。低い木製書架には、書架の下に転倒防止のゴムを敷く予定。 |
27 | 地震発生後、数日間自宅勤務となった・節電のため勤務日変更・国際シンポジウムにおいて、一部のスピーカーの来日が中止となった | 今回の経験を活かした災害発生時の対応マニュアル作成が計画されている・震災関連情報の発信を開始:「渋沢栄一と関東大震災」「MLAKの震災関連ニュースまとめ」「社史に見る災害と復興」「関東大震災と栄一の言葉」など |
28 | ライブラリー内の梁や壁に甚大ではないが亀裂が入った。 | ビル管理会社による補修工事。 |
29 | – | 被害は特にありませんでしたが、節電対策として開館時間を短縮しています |
30 | 節電対応等のため、約2週間の休館及び1ヶ月間の時間短縮による開館。 | 節電対応のため、現在も照明の一部を落としての開館としています。 |
31 | 地震の影響による計画停電のため閉館時間が早くなった。 | 書架の転倒対策を行うまでの間、社史室の利用停止 書架最上段の図書の配架の見直し 節電の推進 |
32 | 閲覧机下部の板が外れた(溝にはめこむ側面部分の板で、元から緩かった) | – |
33 | 復旧のため二週間休館した。書架から落下した図書等の約1%に破損(ページの抜け落ち、表紙の剥離)が生じた。 | 無し |
34 | 地震、災害関連資料の利用者が増えた。 | 損害を受けた図書、書架の修復中。東日本大震災の資料を収集し、リストをHPで公開予定。 |
35 | 安全確認のために業務を数日間停止 | 地震および大規模停電を想定した防災訓練・浸水被害等に備えて資料メンテナンス用品を新規購入 |
36 | 外部利用者に対して3/31まで閉館 予期せぬ停電に備えて図書館業務サーバを停止したため一部業務が遅滞し、利用者に対してはOPACおよびリポジトリが提供出来ない期間が発生した。また、NIIサーバの停止により、ILLや目録などの一部業務が停滞・縮小し、OPACに不具合が発生した。 | もともと当館が書架・資料への震災の影響がほとんどなかったのは、震災直前に耐震対策を行っていたためだと思われます。(具体的には、書架の補強工事と上部の棚へ耐震シート(キハラ社製品)をしいていました)震源地から比較的遠かったこともあり、当館は今回の震災については、事前の備えが対応策だったと思います。 |
37 | 停電による資料検索システムの一時停止 | ・防災用品の設置(ヘルメット、防災ラジオ、メガホン、軍手)・非常用マニュアルの見直し、整備 ・節電対策(エアコン、エレベーター停止、照明一部消灯)・非常時対応のため週末開館時の職員出勤 ・安全のため、書庫内閲覧席の一時撤去 |
38 | 入口のガラス破損、壁の亀裂数か所 | 特になし |
39 | 当日は平素より30分早く閉館、また交通機関が止まったので、スタッフが帰れず、職場泊となった。 | ・節電対策(書庫消灯、閲覧者用端末半数停止等)・防災対策計画書見直し |
40 | 建物にヒビがはいった | ・蛍光燈間引きによる節電 ・夏季休暇(8~9月)中、開館日を電力の少ない曜日(土・日)へ振り替えて開館予定 |
41 | – | ・非常口・避難経路等の再確認。・館内掲示物の見直し。・防災マニュアルの策定。・緊急地震速報の活用。 |
42 | 節電により室内照明、検索端末、機器類の電源を使用時のみ起動する運用に変更。 | 壁面書架の補強工事を予定。電動書架の支柱安全バー、落下防止金具設置(部分的に)などの検討。 |
43 | – | 1 地震発生時の館内の対応策の再確認,避難誘導訓練の実施。2 閲覧席の一部使用制限。 3 震災・原発関連図書コーナーの設置。 |
44 | 窓ガラス破損 | : 現在は,概ね復旧している。今後の対応として,破損図書の修理,図書の再配置,余震への対応を検討している。 |
45 | 特に無し | 書架上段への粘着シートの敷き込み |
46 | – | : 災害の対応策関係についての利用が少し多くなった。 |
47 | – | 節電の実施 |
48 | 参考図書が60冊ほど落下し、内3冊は見返しの部分が破損しました。 | キハラの「安全安心シート」を参考図書の書架に敷きました。 |
49 | 発災時の停電、その後の計画停電によりシステム稼働に影響。それにともない開館時間短縮。 | 資料の落下は防ぎようがなく、対応できない。むしろ利用者の安全確保が優先と考え、地震発生時には書架からすぐに離れ、安全な場所(避難場所)に誘導することをスタッフ間で決めている。 |