☆★☆ メールマガジン・SENTOKYO ☆★☆(平成17年8月28日発行) 創刊第8号  

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☆★☆ メールマガジン・SENTOKYO 目次 ☆★☆

1.セミナーなど

2.新刊案内

3.ニュース&トピックス

4.レファレンス協同データベース事業 参加館の追加募集について

5.読者からのメッセージ(田邊さん)

6.CSR新刊書籍紹介

7. 神戸大時代の桂枝雀、植村さんの「随想」から

8.情報科学技術協会の2005年度情報検索能力試験の案内

9.専図協からのお知らせ

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━━1.セミナーなど━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

a.第2回成簣堂文庫セミナー
主催:財団法人石川文化事業財団お茶の水図書館
日時:2005年9月17日(土) 14:00~16:00
場所:お茶の水図書館(JR御茶ノ水駅より徒歩5分)
講師:柳田 征司 氏(奈良大学文学部教授、(財)阪本龍門文庫理事)
演題:
「抄物(しょうもの)の整版から―東西方言の違いは、いつ、なぜ生じたか―」
定員:20名
参加費:1000円
申込方法など詳細は下記ホームページをご覧ください。
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b.全国図書館大会・平成17年度(第91回)茨城大会
主催:日本図書館協会
日時:2005年10月26日(水)~28日(金)
場所:茨城県水戸市
テーマ:常陸国(ひたちのくに)から図書館の未来を探る
~読書の力、図書館の力が社会を変える~
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c.第7回 図書館総合展
主催:図書館総合展運営委員会
日時:2005年11月30日(水)~12月2日(金)
場所:パシフィコ横浜
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詳細は、各団体のホームページをご覧ください。

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━━2.新刊案内━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

a.シリーズ・実学の森 情報学の楽しさ
東京情報大学「情報学の楽しさ」編集委員会:編 / 東京農業大学出版会
本体1600円 / 19cm 316,5p
4-88694-181-8 / 2005.07
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b.今日から使えるシリーズ 今日から使える統計解析 活かす・つなぐ・創る・読む
大村平:著 / 講談社 / 本体2300円 /  21cm 196p
4-06-155656-8 / 2005.08
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c.Act books 3 京都ミュージアムワンダーランド 趣味と暮らしの博物館
光村推古書院 / 本体1200円 / 20cm 111p / 4-8381-0354-9
2005.08
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d.大学図書館の理論と実践 2
日本私立大学協会大学図書館研修委員会:編 / 日本私立大学協会 雄松堂出版(発売)
本体5500円 / 27cm 481p / 4-8419-0389-5  2005.07
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e.ブログ 世界を変える個人メディア
D.ギルモア:著 平和博:訳 / 朝日新聞社 / 本体2100円 / 20cm 417p
4-02-250017-4 / 2005.08
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f.朝日選書 781 経済ニュースの読み方
小林慶一郎:著 / 朝日新聞社 / 本体1100円 / 19cm 232p
4-02-259881-6 / 2005.08
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g.チェンジメーカー 社会起業家が世の中を変える
渡邊奈々:著  日経BP社 / 本体1600円 / 20c 224p
4-8222-4464-4 / 2005.08
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h.ブランド・ポートフォリオ戦略  事業の相乗効果を生み出すブランド体系
デービッド・A.アーカー:著 阿久津聡:訳 / ダイヤモンド社
本体3800円 / 22cm 428p / 4-478-50241-2 / 2005.07
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i.復刊ドットコム奮戦記 マニアの熱意がつくる新しいネットビジネス
左田野渉:著 / 築地書館  本体1700円  19cm 259p
4-8067-1312-0  2005.08
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j.情報セキュリティプロ 情報技術の光と影のマネジメント
河合博子:著 / 創成社 / 本体2700円  22cm 263p
4-7944-2212-1 / 2005.07
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k.仕事がどんどんうまくいくスピード整理術
西山昭彦:著 / 実業之日本社 / 本体価格1400円
4-408-10636-4 / 2005.08
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l.川本裕子の時間管理革命 世界で一番大切な「自分コスト」の使い方
川本裕子:著 / 東洋経済新報社 / 本体1200円 / 20cm 133p
4-492-04238-5 / 2005.08
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m.庶民たちの終戦 「声」が語り継ぐ昭和
朝日新聞社:編 / 朝日新聞社 / 本体1000円 / 19cm 218p
4-02-250048-4 /2005.08
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n.1億人の著作権 ケータイ・ネット時代すべての人に関係する
富樫康明:著 / 日本地域社会研究所 / 本体2400円 / 19cm 332p
4-89022-841-1 / 2005.08
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o.新図書館ごよみ12か月
全国学校図書館協議会:編 / 全国学校図書館協議会 / 本体2500円
23cm 139p / 4-7933-0073-1  2005.07
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p.上品な女性のマナー 信頼されて、ステキな人間関係が生まれる
伊集院憲弘:著 / ネコ・パブリッシング / 本体1200円 / 19cm 207p
4-7770-5095-5 / 2005.08
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q.インターネットの法律相談
牧野和夫:著 / 学陽書房  / 本体3200円 / 21cm 360p
4-313-51126-1 / 2005.08
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r.書誌調整連絡会議記録集第5回
件名標目の現状と将来 ネットワーク環境における主題アクセス
国立国会図書館書誌部:編 / 日本図書館協会 / 本体1300円 / 30cm 77p
4-8204-0511-X / 2005.07
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━━3.ニュース&トピックス ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

a.図書館から本が姿を消す–米大学が進めるデジタル化の現状
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b.RFIDを使った企業向け重要書類管理パッケージ登場
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c.「IE依存のサイトで問題ないか」:米国議会図書館著作権局が意見を募集
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d.五箇条の御誓文(草稿)が一般公開
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e.米グーグル、書籍デジタル化を一時中止・著作権問題で
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f.WEB複写許諾システム公開のお知らせ/学術著作権協会
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g.ACCS、「親と子の著作権教室 ~ゲーム作りから楽しく学ぼう!~」実施
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h.東京都教育委員会:第二次都立図書館あり方検討委員会報告についてのご意見を募集
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━━4.レファレンス協同データベース事業 参加館の追加募集について ━━━━

レファレンス協同データベース事業は、全国の図書館等と協力し、レファレ
ンス事例等の情報をデータベース化し、レファレンス・サービスの向上を目指
す協同事業です。平成14年度から3か年の実験期間を経て、平成17年4月から事
業化しました。公共図書館、大学図書館、専門図書館等、283館の機関が参加
しています。
レファレンス協同データベースには、平成17年6月末現在、15,000件を超え
るデータが蓄積されており、参加館は、これらのデータを検索利用することが
できます。また、参加館相互の情報交換の場として、フォーラム、研修会等を
実施しています。
今回、平成17年7月7日(木)から平成17年9月6日(火)まで、参加館の追加
募集を実施します。この事業に、ぜひご参加ください。

申込締切:平成17年9月6日(火)
申込方法:レファレンス協同データベース事業のページをご覧ください。
申込み・問合わせ先
国立国会図書館関西館事業部電子図書館課研究企画係
E-Mail:info-crd@ndl.go.jp
TEL:0774-98-1475(直通)

○レファレンス協同データベース事業
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━━5.読者からのメッセージ(田邊さん)━━━━━━━━━━━━━━━━━━

読者の田邊則明さんから、書評を投稿していただきました。興味深い内容の書
籍だと思います、皆様にご報告します。

★“考えない人:ケータイ依存で退化した日本人”
正高信男:著 / 中央公論新社 / 本体700円 / 18cm 196p /
4-12-101805-2 / 2005.07
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本書は、“ケータイを持ったサル:「人間らしさ」の崩壊”(中公新書、2003.9)
の続編である。前作は、宿泊先の関係から渋谷センター街界隈を往き来するはめに
なった著者が、そこで目の当たりにした若者たちの生態に驚くことから始まる。そ
うしたある日、ふと、「異人種というか、まるで珍種のサルを見ているような・・
・」とつぶやいたところで、はたと気づき、「霊長類研究所に勤めている(自らの)
サル学者としての知見を総動員して分析」したのが、第一作目。

二作目になる本書では、「出あるく(=プチ家出)」「キレる」「ネット依存症」
といった現象をとりあげることによって、「ケータイ主義的人間」の行動パターン
やそのコミュニケーション方法が、チンパンジーやニホンザルなどのそれに驚くほ
ど似ていることを説いていく。そして、そうしたヒトのサル化(=退化)の根源は、
「IT」であり「ユビキタス社会」にあるとする。
著者はまた、文明の利器を駆使することが文化ではなく、文化と文明は異なる次
元にあることを確かめたうえで、ケータイに依存することによって、コミュニケー
ションの質が低下し、ひいては日本人の文化喪失を進行させていると指摘する。そ
ればかりか、このヒトのサル化現象は日本にとどまらず、東アジアにまで広がりつ
つあることに警鐘を鳴らしている。

もちろん著者も、ITは不要などといっているわけではない。本書でケータイによ
って代表されるITは、あくまで道具であり、道具は道具として使わなければいけな
いということだろう。お酒の話になるが、昔からよく、「一杯目は人が酒を飲み、
二杯目は酒が酒を飲み、三杯目からは酒が人を飲む」と言われる。ITもこれと同じ
だろう。最初はヒトがITを使い、やがてITを使うためにITを使うようになり、そし
て最後には、ヒトはITに使われるということだ。
自分の身の回りにあるIT、ケータイやパソコンばかりでなく図書館システムなど
も含め、それらを駆使しているか、ITという言葉に踊らされていないか、本書を読
んで改めて考え直す必要があるのではないだろうか。もう遅いかも知れないが・・。

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━━6.CSR新刊書籍紹介━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

CSRについては、当メルマガ第6号にてミニ特集として取り上げました。その
後も新刊書籍、雑誌での特集などで取り上げられており、社会の注目をあびていま
す。ここで紹介する「CSRの最前線」は、著書の言葉にもありますが、CSRに
ついてのイロハからが説明されていますので、CSRについての全てが簡単に理解
することができます。なお、古賀氏はブログも立ち上げています。
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★CSRの最前線
古賀純一郎:著 / NTT出版 / 本体1900円 / 四六判
4-7571-2156-3 / 2005.08
ホームページはこちら

「企業の社会的責任(CSR)」という概念が今ほど注目された時代はあっただ
ろうか。不祥事の頻発もあって大企業、中小企業にかかわらず取り組みは意欲的、
効果も出つつある。新時代を切り拓くビジネス・モデルという面も脚光を浴びる一
因である。本書ではなぜ今、CSRなのか、論理、歴史的背景、国際動向などを順
次解説。後半では約二十社の現状を取り上げ、分析した。CSRの学習や企業が取
り組む際の一助となれば幸いである。(古賀氏より)

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━━7. 神戸大時代の桂枝雀、植村さんの「随想」から━━━━━━━━━━━━━━

本メールマガジンの購読者であり、専図協活動に多大な貢献をしていただいた植
村達男さんが神戸新聞に「随想」を執筆されました。

落語家桂枝雀さんの本名は前田達。植村達男さん(1964年経卒、日本エッセイス
トクラブ会員)は、神戸大学御影分校(教養課程)で、その前田さんと同じクラス
だった。入学は1960年4月、第二外国語でフランス語取ったので、前田さん(文)
と植村さん(経)が同クラスとなった。フランス語を選択する学生は少数派。経済・
経営・法・文・理・工各学部の学生を集めて、ようやく一クラスが形成された。そ
の中で文学部の学生が最も多かった。後に大阪府教育委員となる高橋叡子(旧姓南
部)さんも同じクラスにいた。
当時の前田達さんの風貌は、「髪は黒々、黒ブチの眼鏡」。後年、テレビや雑誌
等で拝見する桂枝雀さんとは似ても似つかぬイメージだった。口数は少なく、“
人気者”で皆を笑わせるタイプでもない。そのように植村さんは回想する。
フランス語の授業は、駆け足でA、B、C(アー、ベー、セー・・・)と発音を
学習する。次に文法に進み、更に短い文を読む。前期の試験が終わり、秋の後期
の授業が始まると、モーパッサンの短篇を読み始める。“Regret”というタイト
ルの短篇小説だ。丁度皆が“Regret”に四苦八苦していた頃、前田さんは大学か
ら殆ど姿を消していた。とうとう植村さんは落語家になった前田達(桂枝雀)さ
んとは会わずじまいだった。
(7月4日付神戸新聞夕刊「随想」からの抄録)

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━━8.情報科学技術協会の2005年度情報検索能力試験の案内━━━━━━━━

情報科学技術協会では、2005年11月27日(日)に試験を実施します。
この機会に、あなたもINFOPROに挑戦してみませんか
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━━9.専図協からのお知らせ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

a.運営委員会からのお知らせ
新ワーキング・グループの設置についてご報告します。
(1)新ワーキング・グループの名称
「新体制検討ワーキング・グループ(仮称)」
(2)設置の目的
会員サービスのさらなる充実を図るために、「業務改善WG」から提案のあっ
たスキームの早期実現に向けて、運営委員会に組織変更を含めた具体案を提出
する目的で設置する。
(3)リーダーおよびメンバー(敬称略)
田邉、内田、栗田、越山、野澤、吉崎、湧井、名越
(4)設置日 平成17年8月11日
(5)その他
ワーキング・グループ開催の都度、会員用ホームページ(9月正式オープン
予定)に、「会議の概要」を掲載する予定です。
また随時、各地区協議会の意見を聞きながら進めていくことを考えています。

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