☆★☆ メールマガジン・SENTOKYO ☆★☆(平成18年7月16日発行) 第32号 


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□      ☆★☆ メールマガジン・SENTOKYO ☆★☆ 

□      (平成18年7月16日発行) 第32号


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■□■ お知らせ ■□■

★専門図書館協議会では、ブログを立ち上げ「メールマガジン・
SENTOKYO」と連動した形での最新情報の提供を模索しています。皆様
のご意見をお聞かせください。ブログへのコメントも大歓迎です。
専図協ブログ → http://blog.goo.ne.jp/sentokyo/

☆お知り合いの方に「メールマガジン・SENTOKYO」をご紹介ください。無料
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★メールマガジン・SENTOKYOでは、会員だよりのコーナーを新設しま
した。会員の皆様の情報発信のコーナーとして活用していただくことが目的で
す。情報発信テーマがありましたら下記連絡先までメールしてください。
連絡先 → merumaga@sentokyo.jp

★本号は933名の読者の方に配信しております。

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☆★☆ メールマガジン・SENTOKYO 目次 ☆★☆

1.セミナー・展示会など

2.新刊案内

3.ニュース&トピックス

  4.Google Book Search Beta版

  5.著作権法の解釈について

  6.指定管理者制度新刊書籍紹介

  7.専図協からのお知らせ

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━━1.セミナー・展示会など ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

a.第13回医学図書館員基礎研修会
期 日:2006年8月2日(水)~8月4日(金)
ホームページはこちら

詳細は、各団体のホームページをご覧ください。

★「セミナー・展示会」は、「SENTOKYO ブログ」にても公開しています。
 開催期日の迫っているものなどは、ブログのみでの公開もしています。
 是非、ご覧ください。
 → ホームページはこちら

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━━2.新刊案内━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

a.インターネットの法と慣習 かなり奇妙な法学入門
ソフトバンク新書
白田秀彰:著 / ソフトバンククリエイティブ / 本体700円
ホームページはこちら

b.SNS的仕事術 ソーシャル・ネットワーキングで働き方を変える!
ソフトバンク新書
鶴野充茂:著 / ソフトバンククリエイティブ / 本体700円
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c.仮想経験のデザイン インターネット・マーケティングの新地平
石井淳蔵,水越康介:編 / 有斐閣 / 本体2,500円
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d.Google誕生 ガレージで生まれたサーチ・モンスター
デビッド・ヴァイス、マーク・マルシード:著 田村理香:訳
イースト・プレス / 本体2,286円
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書評 → ホームページはこちら

e.事例で学ぶセキュリティ運用技術・インシデント対応技術
NTT情報流通プラットフォーム研究所:著 / アスキー / 本体2,400円
ホームページはこちら

f.Q&A事例でわかるインターネットの法律問題 第4版
小林英明:著 / 中央経済社 / 本体3,800円
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g.口語訳基本六法 2006年版
自由国民社 / 本体2,500円
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h.最新全国市町村名事典
三省堂編修所:編 / 三省堂 / 本体2,200円
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i.県民性仕事術 (中公新書ラクレ)
岩中祥史:著 / 中央公論新社 / 本体760円
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j.ネットがテレビを飲み込む日 (Yosensha Paperbacks)
池田信夫ほか:著 / 洋泉社 / 本体952円
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k.大学生と著作権
神谷信行:著 / ナカニシヤ出版 / 本体1,500円
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l.建築の著作権入門 (大成ブックス)
大森文彦:著 / 大成出版社 / 本体1,800円
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m.情報の私有・共有・公有:ユーザーからみた著作権(叢書コムニス)
名和小太郎:著 / NTT出版 / 本体2,500円
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n.映像コンテンツ産業の政策と経営:行政・NPO・企業の協働型創造システム
山崎茂雄,立岡浩:編著 / 中央経済社 / 本体2,600円
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o.コンテンツビジネスによく効く、著作権のツボ
八代英輝:著 / 河出書房新社 / 本体1,500円
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p.レファレンス協同データベース事業データ作成・公開に関するガイドライン
国立国会図書館関西館事業部:著 / 日本図書館協会 / 本体1,600円
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下記サイトからオンライン入手(全文PDF版・無料) が可能です。
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q.図書館情報学の基礎2 図書館経営論 改訂版
宮沢厚雄:著 / 勉誠出版 / 本体1,000円
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r.文献調査法―調査・レポート・論文作成必携 第2版
毛利和弘:著 /  日本図書館協会 / 本体1,800円
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 第1版の紹介記事には、著者・毛利和弘氏のコメントが掲載されています
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━━3.ニュース&トピックス ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

★「ニュース」は、「SENTOKYO ブログ」にて毎日更新しています。
 最新ニュースは、ブログをご覧ください。
 → 
ホームページはこちら

a.個人情報漏えい1556件、98%が「顧客」
(6月30日:読売新聞)

b.防府図書館が休館に
(6月30日:防府日報)

c.福井【嶺北】越前市中央図書館が8月開館 県内で初めてICタグ導入
(6月30日:北陸中日新聞)

d.小山市中央図書館で7月からビジネス相談室開設 商議所指導員が起業など受ける
(6月30日:下野新聞

e.大須賀図書館が15周年祝う 蔵書もグンと充実
(7月1日:静岡新聞)

f.ミナ・クルオープン 七尾駅前 上空通路渡り初め
(7月2日:北陸中日新聞)

g.本館棟に3施設オープン 川口駅前「キュポ・ラ」
(7月2日:埼玉新聞)

h.指定管理者九州9割が導入 7県全104市アンケート
(7月3日:西日本新聞)

i.大工の日当大火で3倍に 江戸時代の物価史料出版 豊橋の小柳津さん
(7月3日:読売新聞)

j.滋賀【湖東】多賀町立図書館が貸し出し150万冊 西沢さんに記念品
(7月3日:中日新聞)

k.「調べ学習」成果、電子地図に記録 IT活用研修 熊本
(7月3日:朝日新聞)

l.図書館中心の文化施設 田辺市が利用案 市民の意見募る 旧紀南病院跡地
(7月4日:紀伊民報)

m.福井 31万冊を移動へ 越前市中央図書館に蔵書引っ越し
(7月4日:北陸中日新聞)

n.富山 外壁化粧板落下 富山市立図書館きょう再開 3週間ぶり 出入り口の安全確保
(7月4日:北陸中日新聞)

o.愛知【尾張】夏休み前に閉館 稲沢図書館 利用多い夏休み 市民に不満の声
(7月4日:中日新聞)

p.大田原市が「住吉自修館」を開設 生徒らの学習スペースとして21日オープン
(7月5日:下野新聞)

q.全人類の知識を収蔵するデジタル図書館–B・カール氏の壮大な使命
(7月5日:CNET Japan)

r.岐阜【西濃】図書館や保育園…仕事の厳しさ実感 神戸中2年生190人が職場体験
(7月5日:中日新聞)

s.特許の侵害対策に新アイデア 対中国の知財問題
(7月5日:フジサンケイ ビジネスアイ)

t.市図書館の本、学校で借りられます 蔵書22万冊、授業に活用 北広島
(7月5日:北海道新聞)

u.地元の新聞記事自宅で閲覧 菊川市立図書館
(7月6日:静岡新聞)

v.【すこやか生活術】役に立つ「闘病記」の探し方
(7月3日:日刊ゲンダイ)

w.三十一文字を気軽に親しんで 短歌の図書館、洞爺湖に開設 故安住さん宅 
(7月6日:北海道新聞)

x.ブックフェアに見る「科学」と「技術」
(7月6日:Tech On!)

y.インターネットのこれから
(7月7日:ウェブシティさっぽろ)

z.闘病の支えに体験記950冊
(7月7日:中国新聞)

aa.両陛下、国際文化会館50周年レセプション出席
(7月7日:日本経済新聞)

ab.「(仮称)町総合情報館」が8月上旬に着工 図書館、博物館、文書館の3機能を融合、県内初
(7月8日:下野新聞)

ac.展示場に小さな図書館、朗読会や上映会も ミサワホーム東京
(7月7日:住宅新報)

ad.本格事業化に伴いWARPがリニューアル。全文検索が可能に。
(7月10日:国立国会図書館)

ae.東京国際ブックフェア:なぞるとしゃべる本、4倍速い「暗記君」
(7月10日:+D LifeStyle)

af.新隠岐空港開港記念展「隠岐の旅いま むかし」
(7月10日:山陰中央新報)

ag.図書館の果たす役割討議
(7月10日:山陰中央新報)

ah.「ローマの休日」著作権は50年、地裁が廉価版DVD認める
(7月12日:日本経済新聞)

ai.図書館などカビ対策に苦慮 人員増が課題、専門家会合
(7月11日:共同通信社)

aj.ブリタニカ国際大百科事典 オンライン版、研究部門にも 今秋提供
(7月12日:フジサンケイ ビジネスアイ)

ak.資源共有ネットワーク推進事業 吉田中で公開授業
(7月13日:中日新聞)

al.松江市が図書館ネットプラン原案
(7月13日:山陰中央新報)

am.同志社大が図書館夏休み開放 京田辺キャンパス 市内高校生が対象
(7月13日:京都新聞)

an.だれやみ評論:殺される書店 /宮崎
(7月12日:毎日新聞)

ao.県立図書館、延滞限度30日間に短縮
(7月8日:朝日新聞)

ap.ウィンドウズ98・Meサポート終了の波紋
(7月14日:読売新聞)

aq.八戸市立図書館に明治天皇描いた初三郎作品
(7月14日:デーリー東北新聞)

ar.九州・山口の公共図書館でビジネス支援の取り組み広がる
(7月14日:読売新聞)

as.貸出冊数減少、9万冊割る 宇治田原町立図書館 子ども狙った事件の多発化が影響か
(7月14日:洛南タイムス)

at.潮来市(茨城県)映画を定期上映するユニークな図書館がオープン
(7月14日:マップルネット)

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━━4.Google Book Search Beta版 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

Google Bookの存在は皆さんもうご存知のことと思います。既にそのベータ版が
公開されており、誰でも検索することができます。著作権処理の終了した書籍は
フルテキストで見ることができ、非常に便利です。下記アドレスから検索するこ
とができますので、一度利用してその便利さを体験してください。

こちらから → ホームページはこちら

また、日本語書籍検索についても、パートナープログラムを発表していますので
近々、日本後書籍も含めたベータ版の登場が期待されます。

グーグル日本語版書籍検索サービスの提供に向けてパートナープログラムを開始
ホームページはこちら

                             (文責:越山)

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━━5.著作権法の解釈について ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

「ご承知のように、米国著作権法の動向を追う形で、わが国でも映画の著作権
保護期間が2004年1月1日施行の著作権法改定により、公開後50年から
70年に延長されました。これにともない、「ローマの休日」など1953年
に制作された映画について、米社がこの延長の保護を受けられるはずであると
廉価版DVDの販売差し止めを求めていた件で、東京地裁は「保護期間は満了
している」としてこの訴えを却下しました。」

既に判例も裁判所のサイトで見ることができます。
裁判所のページ → 
ホームページはこちら 
判決文のPDF → ホームページはこちら

判決文の中で、高橋裁判長は次のように語っています。
「本件映画の著作権は,改正前の著作権法によれば,上記のとおり,平成1
5年12月31日の終了をもって存続期間が満了するから,本件改正法が施
行された平成16年1月1日においては,改正前の著作権法による著作権は
既に消滅している。よって,本件改正法附則2条により,本件改正法の適用
はなく,なお従前の例によることになり,本件映画の著作権は,既に存続期
間の満了により消滅したものといわざるを得ない。」(上記PDFから転載)

☆時実象一氏のコメント
(愛知大学文学部教授/専門図書館協議会・著作権委員会委員長)
「この決定は著作権法の運用に関して法であいまいな部分について判断を下し
たものですが、法そのものについて意見をのべたものではないと思われます。
先週金沢工業大学で開かれた「図書館・情報科学 に関する国際ラウンドテー
ブル会議」において、米国議会図書館 (LC) 准館長のディアナ・マーカム氏と
意見交換しましたが、著作権保護期間が次々と延長されることは、図書館の立
場からは必ずしも好ましくない傾向であるとのご意見でした。LC では保護期
間延長にともなって増加する孤児 (orphan) 著作物 (著作権者が見つからない
著作物) をどう扱ったらいいか、を検討する委員会を設けているそうです。
このような孤児著作物は今後映画でも増加が予想されます。」

日本経済新聞 ホームページはこちら 
産経新聞   ホームページはこちら 
朝日新聞   ホームページはこちら 
読売新聞   ホームページはこちら 
東京新聞   ホームページはこちら 
知財情報局  ホームページはこちら 

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━━6.指定管理者制度新刊書籍紹介 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━

☆.指定管理者制度―文化的公共性を支えるのは誰か
小林真理:編著 / 時事通信出版局(発売:時事通信社) / 本体2,800円
ホームページはこちら

指定管理者制度については、もうご存知だと思います。今回、上記新刊が発行
されましたのでお知らせします。共著の丸山高弘さんは、山中湖情報創造館の
副館長を務められ、公共図書館の指定管理者制度第一号として、図書館を運営
されています。

(共著者の言葉)
経過措置期間の3年が終わり、本年9月から管理委託制度により管理委託を
していた施設は、直営か指定管理者制度導入に踏み切らなければらない。
本書は、公の施設の中でも、図書館、博物館、美術館、ホールなど、地域の
文化を支える施設においては、指定管理者制度の導入をどう考えていけばよ
いのか、制度そのものを問いなおす視点/導入にあたって考えなければなら
ないこと/指定管理者になって実際に運営する側からの視点をまとめた一冊
です。
日本で初めて指定管理者制度を導入した公共図書館・山中湖情報創造館での
活動も書いております。(丸山高弘)

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━━7.専図協からのお知らせ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

a.会員サービス委員会からのお知らせ

□平成18年度「専図協・イブニングセミナー」

<第1回>
  日 時:平成18年8月8日(火)
 テーマ:「専門図書館員として心がけるべきこと―後輩に伝えたいこと」
 講 師:関野陽一氏/山梨英和大学教授・元(社)日本経済団体連合会
 会 場:日本図書館協会会館2階研修室  
 時 間:午後6時30分~午後8時30分
 参加費(1回):会員 3,000円  非会員:3,500円  学生:3,000円

<第2回>
 日 時:平成18年8月9日(水)
 テーマ:「専門図書館員として心がけるべきこと―後輩に伝えたいこと」
 講 師:栗田淳子氏/(独)国際交流基金情報センター
 会場・時間・参加費は、第1回と同じ。

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