メールマガジン・SENTOKYO(平成23年1月1日発行)新春特別号(第149号)


┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
>>   メールマガジン・SENTOKYO(平成23年1月1日発行)    <<
>>          新春特別号(第149号)           <<
>>         謹賀新年  平成23年 元旦          <<
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
※ウィルス防止のため添付ファイルはありません。不審なメールに注意ください。※

     ■□■ お知らせ(現在の配信数は1136通です) ■□■

☆専門図書館協議会では「ブログ」と「メールマガジン・SENTOKYO」とを連
動した形での最新情報の提供をしています。皆様のご意見をお聞かせください。ブロ
グへのコメントも大歓迎です。専図協ブログ → http://blog.goo.ne.jp/sentokyo/

☆お知り合いの方に「メールマガジン・SENTOKYO」をご紹介ください。無料
(通信料金等は除く)でご利用いただけます。購読、中止、バックナンバーはこちら
から → https://jsla.or.jp/members_page/mail_magazine/

〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

■□■ 謹賀新年 ■□■

新年、明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。
メールマガジン・SENTOKYOも140号を超え、150号発行も間近に迫
っております。また、1100名を超える方々が購読してくださることも順調に
発行していける活力になっていると思います。
さて、昨年は、「ゲゲゲの~」が流行語大賞を獲得しました。混迷の時代にふさ
わしい言葉ではないかと思います。そして世相を見ると、相変らず国内では就職
難、雇用問題など働く者にとっては暗い話題ばかりの一年であったと思います。
専門図書館もその中、いかにその存在感を内外にアピールしていくか、またその
舵取りが大切であると考えます。メルマガも図書館に関連する広い分野から掲載
内容をピックアップし、充実させていく所存でございます。
今後ともよろしくお願いいたします。
                専門図書館協議会・広報委員会
                越山素裕、小林昭夫、服部博之、吉田佳代

〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

☆★☆ メールマガジン・SENTOKYO 目次 ☆★☆

  1.専門図書館協議会からのご挨拶
  2.皆様からの年賀状
  3.ニュース&トピックス(12月16日~12月29日)
  4.2010年、売れた本は?

〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

━━1.専門図書館協議会からのご挨拶 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━

─────────────────────────────────────

新年明けましておめでとうございます。
会員機関および関係者各位の益々の発展をお祈り申し上げます。

                    専門図書館協議会 会長 岡村 正

─────────────────────────────────────

新年を迎え、謹んで年頭のご挨拶を申し上げます。
厳しい環境が続いていますが、専図協ビジョン・ミッションにもとづいて、会員
サービスのさらなる向上にむけて努力してまいります。
本年も、ご支援ご協力をお願い申し上げますとともに、皆様方のますますのご発
展とご健勝をお祈り申し上げます。

                  専門図書館協議会 理事長 中村 利雄

─────────────────────────────────────
平成23年の新春を迎え、謹んでお慶び申し上げます。

            専門図書館北海道地区協議会    会長 朝倉利光
            専門図書館協議会関東地区協議会  会長 岡村 正
            専門図書館中部地区協議会     会長 本田保雄
            専門図書館関西地区協議会     会長 小嶋淳司
            専門図書館中国地区協議会     会長 福田昌則
            専門図書館九州地区協議会     会長 谷 正明

─────────────────────────────────────

新年おめでとうございます。皆様には希望に満ちた新年を迎え、専門図書館の将
来に向けても大きな夢を描いておられることと存じます。この厳しい環境の下で、
大きな夢などを描くことはできないと言う人がおられたら、私は次のように申し
上げたい。
確かに社会を取り巻く環境は厳しく閉塞感が満ち溢れています。はっきり言って、
図書館、特に公共図書館の将来はかなり厳しいことになることは必定です。その
中で専門図書館は今年から大きな展望が開けてきます。それは専門図書館が社内
文書を取り扱い、アーカイブズに特化してゆくことができる図書館であるからで
す。すなわち、4月1日から公文書管理法が施行されます。公的な部門を中心に
公文書管理拠点の整備が注目を集めるでしょう。その拠点として、今議会図書館
が、長らくの休眠状況を脱皮する好機と注目されています。この公的な部門の動
きは私的な部門にも影響することは必定です。またアーカイブズ学や記録管理学
の研究教育拠点が4月の新学年から九州大学の大学院の開講されます。
このように専門図書館を取り巻く環境が大きく変わりつつある現在、専門図書館
協議会も太平の眠りから目を覚まそうではありませんか。激動が予想される年に
向け、各位のご健勝とご活躍を祈ります。

           専門図書館協議会 顧問・(独)国立公文書館 館長
                              高山 正也

─────────────────────────────────────

新年明けましておめでとうございます。
長期にわたる景気の低迷、電子化の波に洗われて激変する本や情報の世界…。
専門図書館にとって厳しい状況が続いています。こういう時こそ、皆で力を合わ
せてゆきたいものです。
改めて申し上げるまでもなく、専図協は専門図書館間の連絡と図書館活動の有機
的連携をはかり、その向上と発展に資することを目的として設立された「団体」
です。共通する悩みや課題を解決するには、人と人が会って知恵を出し合い、刺
激し合うことが一番ではないでしょうか。
専図協が専門図書館活性化のための出会いとさらなる交流の場になることを願っ
てやみません。皆様の積極的なご参加をお待ちしております。

                   専門図書館協議会 顧問 村橋 勝子

─────────────────────────────────────

皆様あけましておめでとうございます。
新年早々難い話題で恐縮ですが、図書館の価値は、何によって決まるのでしょう
か。まず考えられるのは、所蔵資料の価値の合計ということでしょう。でも、そ
れだけでしょうか。所蔵資料は、図書館員がこれはと思う資料を、選択した結果
です。その意味で、所蔵資料全体のまとまり、つまりコレクションにも価値があ
るのです。つまり、図書館の価値は、「所蔵資料個々の価値の総和」ブラス「コ
レクションの価値」なのです。この点は、分野を限定して資料収集している専門
図書館に大変有利な点です。コレクションは、いわばリンクの集積ですから、そ
の価値は、仮にすべての資料が電子化されたとしても残るでしょう。昨今いくつ
かの自治体による補助金削減により、図書館が閉鎖縮小に追い込まれています。
そういった図書館には、そこにしかない貴重なものもあるでしょうが、もっと問
題なのは、コレクションを破壊することです。これは検索エンジンの力によって
も容易には復元できないものです。昨年は、「電子書籍元年」でした。今年は、
皆で図書館のコレクションを守る端緒の年にしませんか。

           専門図書館協議会 顧問・中央大学教授 山崎 久道

─────────────────────────────────────

新年を迎え謹んで新春のお慶びを申し上げます。
会員機関の皆様方の益々のご発展をお祈りいたします。
本年もご指導ご協力を賜りますようよろしくお願いいたします。

                    専門図書館北海道地区協議会
                    事務局:北海学園大学開発研究所

─────────────────────────────────────

新年明けましておめでとうございます。
会員機関各位の益々のご発展をお祈りいたします。
本年もよろしくお願いいたします。

                       専門図書館東北地区協議会

─────────────────────────────────────

新年明けましておめでとうございます。
昨年7月に事務局が交代して早5ヶ月。まだまだ不慣れなところも多々ありますが、
本年もよろしくお願いいたします。
会員機関の皆さまのニーズに則した、様々な事業を実施できるよう心がけてまい
ります。引き続き、ご支援・ご協力の程、よろしくお願い申し上げます。

                    専門図書館協議会関東地区協議会

─────────────────────────────────────

新年明けましておめでとうございます。
昨年は、総会と関連行事を(財)名古屋都市整備公社名古屋都市センターで、「地
方議会分科会」を静岡県議会事務局で、「会員探訪」を(財)愛知県労働協会で、
それぞれ皆様のご協力をいただき開催しました。新年1月28日には「レファ協セミ
ナー」を、愛知学院大学楠元キャンパスで開催します。
中部地区の専門図書館の輪を、一歩一歩着実に広げて行きたいと思います。
本年もよろしくお願いします。
                       専門図書館中部地区協議会

─────────────────────────────────────

新年明けましておめでとうございます。
会員機関の皆さまのますますのご発展をお祈り申し上げます。
専門図書館関西地区協議会は、今年も会員機関の皆さまにより喜ばれる、充実感
のある事業実施を心がけて参ります。
2月には、「国立国会図書館レファレンス協同データベース」活用セミナーの開
催を予定いたしております。
本年も引き続き、ご支援・ご協力の程、よろしくお願い申し上げます。

                       専門図書館関西地区協議会

─────────────────────────────────────

新年を迎え、謹んで新春のお慶びを申し上げます。
中国地区協議会では今年も昨年に引き続き、広島県公共図書館協会と共催のセミ
ナーなど館種を超えた、図書館相互の連携をより一層充実させていくような取り
組みや、専図協の他地区との連携を深めてまいりたいと考えております。
今後とも会員の皆様に喜ばれる、充実感のある事業実施を心がけて参ります。
本年も変らぬご指導ご協力をお願い申し上げますとともに、会員機関各位の益々
のご発展をお祈りいたします。

                専門図書館中国地区協議会
                事務局:(社)中国地方総合研究センター

─────────────────────────────────────

新年明けましておめでとうございます。
旧年中はひとかたならぬご芳情を賜り厚くお礼申し上げます。
九州では、今年3月の九州新幹線博多~鹿児島全線開業を間近に控え、ビジネス
や観光での交流圏拡大に期待が高まっています。
九州の新しい時代の幕開けを受けて、専門図書館の新たな方向性を皆様ととも
に考えていきたいと存じます。
本年も変わらぬご指導をお願い申し上げますとともに、会員各位のご発展を
お祈り申し上げます。

                    専門図書館九州地区協議会
                    事務局:(財)九州経済調査協会

─────────────────────────────────────

新年明けましておめでとうございます。
専門図書館協議会も社会の変化と共に大変難しい運営を迫られています。
専図協が抱える諸問題を一つ一つ着実に解決できるよう、委員の皆様と知恵を出
しあって行きたいと思います。
本年もよろしくお願い致します。

                      運営委員会委員長 茂木 洋

─────────────────────────────────────

新年おめでとうございます。
2011年2月10日から13日まで米国専門図書館協会アジアンチャプターと共催で、
第二回アジア専門図書館国際会議『ユーザーの信頼獲得を目指して:デジタル時
代における専門図書館革新の重要性』(会場:東京 国連大学)を開催いたしま
す。10日(木)は招待講演で日本・中国・韓国・インド・シンガポール・米国の
インフォプロによる講演を行います。成長著しいアジア地域における専門図書館
やインフォプロについて学ぶ絶好の機会です。大勢の皆様の参加をお待ちしてい
ます。なお10日のみ日英同時通訳がつきます。
会議ならびに申込URL:
http://units.sla.org/chapter/cas/ICoASl-2011.htm
日本語のアイコンをクリックすると日本語による説明があります。

          運営委員会国際交流担当委員 栗田 淳子 諸谷 小四郎

─────────────────────────────────────

新年明けましておめでとうございます。
昨年(2010年)に予定されておりました「私立図書館の設置及び運営上望ましい
基準」は、さらに多くの検討が加えられ、協議され、いよいよ本年、告示される
こととなります。
私立図書館小委員会では、実際に業務に携わる現場の皆様と情報を共有し、共に
提言を発信しながら、より充実した図書館運営を目指して、活動を続けてまいり
たいと思います。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

            運営委員会私立図書館小委員会委員長 田邉 由美

─────────────────────────────────────

新年おめでとうございます。
昨年12月の文化庁文化審議会著作権分科会において「権利制限の一般規定」(日
本版フェアユース) の導入が了承されたとの報道がありました。
法制化がどうなるか興味があります。ただし図書館サービスには大きな影響はな
さそうです。
一方で最近話題の二国間・多国間の自由貿易協定 (FTA, TPP) の交渉の中で、
著作権保護期間延長問題が再燃する恐れもあります。
注意深く見守りたいと思います。
著作権委員会は会員機関が利用者によりよいサービスができるよう、今年も著作
権情報の提供をすすめていきたいと思います。

                    著作権委員会委員長 時実 象一

─────────────────────────────────────

新年明けましておめでとうございます。
研修グループでは、予てから課題となっていた国立国会図書館の協力のもと「レ
ファレンス協同データベース」を当会で運用することができるようになりました。
これまで多くの役員や会員が粘り強く積み上げてきた成果が形になりました。本
年もこの動きを広い範囲で展開できるように取り組みたいと考えておりますので
ご協力をお願いします。
また、機関誌「専門図書館」では、資料修復・保存をはじめ専門図書館での新し
い動きや意欲的な活動を紹介することができました。記事を寄せていただいた皆
様に感謝します。
さらに、新年には楽しいイブニングセミナーも企画中ですので、新年早々の広報
をお待ちください。
本年も会員サービス委員会の活動によろしくご支援をお願いします。

                  会員サービス委員会委員長 鈴木 良雄

─────────────────────────────────────

新年明けましておめでとうございます。
会員交流委員会では、地区協議会相互の情報交換や中央と地区との連携に取り組
んでおります。本年も、セミナーや情報交換・交流について各地方協議会との協
働を図り、会員間の交流や相互の研鑽に取り組んで参りますので、ご協力、ご支
援の程よろしくお願いいたします。

                    会員交流委員会委員長 西尾 昇治

─────────────────────────────────────

新年明けましておめでとうございます。旧年中は、格別のご芳情を賜り厚くお礼
申し上げます。
本小委員会は、昨年9月開催した「地方議会図書室等職員セミナー」において、
「議会図書室の機能強化~外部情報源の活用による利用者サービスの向上」と題
し、レファレンス・サービス機能強化の研究を引き続き実施し、外部情報を活用
することにより利用者に対して幅広いサービスを迅速に提供するためにはどうす
ればいいかについて研究を行いました。
こうした研究を積み重ね、地方議会図書室の機能強化に取り組んでいくこととし
ております。会員各機関のご指導ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上
げます。

                 会員交流委員会地方議会図書室小委員会
                          委員長 白石 孝一

─────────────────────────────────────

謹賀新年
本年は、『専門情報機関総覧 2012年版』刊行に向けて、フル回転の年となります。
新年度早々には、2012年版の本調査を実施します。
例年にも増して皆様のご支援・ご協力をお願いすることになりますので、どうぞ
よろしくお願い申し上げます。

                       調査分析委員会 委員一同

─────────────────────────────────────

新年あけましておめでとうございます。
会員の皆様のご指導とご協力をいただきながら、専図協ミッションの実現に向け
て、会員の皆様のお役に立てる事務局でありたいと決意を新たにしています。
本年もよろしくお願いいたします。
               専門図書館協議会中央事務局
               事務局長 名越 正信、茂原 加代子

━━2.皆様からの年賀状 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

────────────────────────────────────

新年おめでとうございます。
総合科学技術会議は4月から始まる第4次科学技術基本計画に日本各地にある知
識の集積を結合して総合的に利用できるようにすることを目的とした「知識イン
フラ」の構築の重要性を打ち出しました。何年かかけて種々の知識データベース
のネットワーク結合とその自由な利用を目指すものであります。その中で専門図
書館のはたすべき役割りは大きなものがあると存じます。日本の活力を総合的に
高めてゆく基盤となるものですから、私どももしかるべき役割りをはたしてゆき
たいと考えております。
文化庁の文化審議会著作権分科会におきまして、昨年の暮れに長年の懸案であっ
た日本における著作権の権利制限についてわずかな進歩がありました。
このように環境は変わらないようでも徐々に現代の要求にマッチする方向で変わ
って行きつつあり、我々としても忍耐と努力を継続してゆく必要があるわけです。
今年こそ低迷から脱する年としたいものです。皆様にとって良い年でありますよ
うお祈り申し上げます。

                      国立国会図書館長 長尾 真

─────────────────────────────────────

「私立図書館」への高まる期待

明けましておめでとうございます。
いま私立図書館への関心と期待が高まっています。図書館の種別は一般に、設置
者と主たる利用対象の違いのよって、公共(公立、私立)、大学、学校、国立な
どに分けられます。そのなかで専門図書館はすこし輻輳した特徴を備えており、
公立もあるが多くは私立図書館であり、設置母体(親機関)の事業や活動にサー
ビスすることを主たる目的としています。ある特定の専門領域に特化した資料・
情報を扱うが、その内実はきわめて多様で、広く一般公衆の利用に供することを
想定したものも少なくないようです。
そうした特徴に鑑み、2008年の図書館法改正では、私立図書館にも望ましい基準
を適用させ、いま、私立図書館の税制措置が課題になっています。私立図書館の
公共性がそういう形で問われているとも言えましょう。「私立・公共・専門図書
館」(こんな言葉はありませんが)とでもいうべき専門図書館の公約数的特徴を
フルに活かし、図書館ネットワークの一翼を担い、その機能を大きく広げる役割
を果たしてくださることを期待します。

     (社)日本図書館協会 理事長 塩見 昇

─────────────────────────────────────

新年おめでとうございます。
世界の情報サービスが大きな変革の中、第四期科学技術基本計画が現在策定され
ています。その中でデジタル情報資源をネットワーク化し、コンテンツの所在情
報を整備し、情報を関連づけることにより領域横断的な統合検索を可能とするよ
うな「知識インフラ」を構築することが盛り込まれています。
JSTでは、公的な機関はもとより民間との連携を深め、よりオープンなサービス
を展開していくことにより、この「知識インフラ」構築に貢献していくことがで
きると考えております。各機関とは、サービス相互連携により広くサービスを展
開していきます。また、電子データの標準化に対応すべくJ-STAGEの次期バージョ
ンの開発にも着手しております。
本年も情報サービスに関わる多くの皆様と連携を深め、皆様と共に変化していき
たいと願っております。
皆様のご健勝をお祈り申しあげます。

              (独)科学技術振興機構 理事長 北澤 宏一

─────────────────────────────────────

新年あけましておめでとうございます。
ひと昔前、インターネットによって誰でもが容易に検索をして欲しい情報を得ら
れるようになったと言われました。Web 2.0時代と言われる今ではそれのみなら
ず、ブログやツイッター、商品やサービスの推薦と評価、ソーシャルネットワー
クサービス等、能動的な情報活動が当たり前に行われています。このような中で、
図書館やその他の職場で働く情報プロフェッショナルの位置付けや役割が問われ
ており、海外の図書館情報学専門誌にも、これからの図書館員(あるいは情報プ
ロフェッショナル)のあり方を論ずる論文を見受けます。しかし、このように情
報化環境が進んだ状況の下で、真に高度な情報の発信、活用を考え、親機関やそ
の構成員に伝えることができる者こそ情報プロフェッショナルではないでしょう
か。
貴専門図書館協議会も当情報科学技術協会も、このような問題に直面する情報プ
ロフェッショナルを支援し、示唆を与える、あるいはそのような場を提供する立
場にあると思います。その意味で、貴協議会との連携を一層推し進め、図書館・
情報界のさらなる活性化のために活動を展開してまいる所存です。
ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。

              (社)情報科学技術協会 会長 小野寺 夏生

─────────────────────────────────────

新年、明けましておめでとうございます。
日本経済をめぐる状況は、グローバル化の進行や国内における少子高齢化への対
策など、課題が山積しております。
本年は、日本経済を再び活力あるものとするため、「新成長戦略」の実行が不可
欠であり、日本経団連としても、米倉会長のリーダーシップのもと、さまざまな
課題に取り組んでいきたいと考えております。
図書館界では、電子ブックの登場など新しい動きが本格化してきていますが、経
団連レファレンスライブラリーでも新しいメディアを積極的に活用し、有益な情
報をいち早く提供して、専門図書館としての機能を十二分に発揮していきたいと
考えております。
本年におきましても、皆様とともに、協議会の活動を支えていきたいと存じます
のでよろしくお願いします。

           (社)日本経済団体連合会 社会広報本部長 井上 洋

─────────────────────────────────────

明けましておめでとうございます。
昨年は全国研究集会の分科会で発表の機会をいただきましてありがとうございま
した。
取り組みの未熟さと発表の拙さに目をつぶり、最後まで聴講していただいた参加
者の皆様には厚く御礼申し上げます。また、質疑応答では様々なアドバイスをい
ただき、未熟者の私には大きな糧となりました。
さて、当社は本年に創業110周年を迎えます。区切りの年にはアーカイブズの
活用が求められ、担当官の私も様々な発信力を問われる一年になりそうです。自
身でも精進致しますが、皆様の知識と知恵をお借りする機会があるやもしれませ
ん。本年もご指導ご協力を賜りますよう、よろしくお願いたします。

               株式会社中村屋 CSR推進室 村上 正人

─────────────────────────────────────

新年あけましておめでとうございます。
昨年は全国研究集会で発表の機会をいただき、まことにありがとうございました。
社史や酒ミュージアムを中心とした当社のアーカイブズをお話をさせていただき
ましたが、当社を改めてその方面から勉強するきっかけとなりました。また、他
社の講演での史料の保存や活かし方もとても参考になりました。今後も日本酒業
界の生きた史料として大切に扱っていきたいと思います。今年もよろしくお願い
をいたします。
                 月桂冠株式会社 広報室長 木戸 公司

─────────────────────────────────────

明けましておめでとうございます。
農林水産業は、いのちと暮らしを根底から支えています。
すべての国民が末永く、日本の国土・地域社会で安らかに暮らしていくには農業
が元気であることが大前提です。
農文協図書館は、本年も農業を大切に考える全国の人たちに精一杯応えていきた
いと思います。
本年も、皆様方の変らぬご支援・ご指導をお願い申し上げます。

               (財)農文協図書館 事務局長 本谷 英基

─────────────────────────────────────

新年おめでとうございます。
一年前の年頭には、「様々な新生と再生の年と記憶できるような1年にしたいと
考えています。従来の図書館の枠に留まることなく、ツナガリを軸に知識や情報
のあり方を考え、動いていきましょう」と述べました。
確かに、「電子書籍」元年と騒がれた旧年は、従来の図書館の枠に留まることな
く、様々な議論が取り交わされたように思います。しかし、議論も実行もまだ尽
くされてはおりません。今年もまたこれからの時代に望ましい知識と情報のあり
方を思考し、実践して参りましょう。

                 岡本 真
                 アカデミック・リソース・ガイド株式会社
                 代表取締役/プロデューサー
                 ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG)編集長
                 
http://www.arg.ne.jp/

─────────────────────────────────────

新年あけましておめでとうございます。
米国Special Libraries Association(SLA)と専門図書館協議会との交流は年々
活発になり、今年は日本で初めて「第二回アジア専門図書館国際会議
(International Conference of Asian Special Libraries:ICoASL2011)を貴機
関との共催で行うことになりました。
会議のテーマ「ユーザーの信頼獲得をめざして:デジタル時代における専門図書
館革新の重要性」は、まさに我々二つの機関に共通した課題の一つです。この機
会に世界のメンバーと貴機関会員との意見交流が活発に行われることを期待して
おります。また、今回初めてSLAのE-ラーニング「Click University」を、同時
通訳付きで紹介出来ることも大変喜ばしく思っております。
皆様が素晴らしい新年を迎えられますよう、また、今後の交流を楽しみに両機関
の発展を祈年しております。
               SLAアジアン・チャプター代表 佐藤 京子
<参考>
http://units.sla.org/chapter/cas/ICoASl-2011.htm

━━3.ニュース&トピックス ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

★ニュース(12月16日~12月29日)をまとめました。
 下記URLをクリックして ください。
 → 
https://jsla.or.jp/members_page/mail_magazine/backnum/h230101/h230101a/

★「ニュース」は、「SENTOKYO ブログ」にて毎日更新しています。
 最新ニュースは、ブログをご覧ください。
 → http://blog.goo.ne.jp/sentokyo/c/e46a60b35d6ca532fbd05a1c19f42a44

━━4.2010年、売れた本は? ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

紀伊国屋書店「キノベス2010」           ホームページはこちら
amazon「Best Books of 2010」           ホームページはこちら
bk1「2010年年間ベストセラー」          ホームページはこちら
本やタウン「年間ベストセラー 2010年度」   ホームページはこちら
東販「2010年 年間ベストセラー発表」       ホームページはこちら
オリコン 2010年 年間“本”ランキング       ホームページはこちら

皆さんがお読みになった書籍は、ランクインしていますか。

ちなみに、こんなベスト10もあります。
Best of 2010 Amazon.co.jp 年間ランキング発表!  ホームページはこちら
2010年を振り返る – Yahoo!ニュース        ホームページはこちら

◇――――――――◆――――――――◇――――――――◆――――――――◇
┌─────────────────────────────────────
│<読者の声募集>
│記事へのご意見、ご感想。ご提案を募集しています。匿名希望の場合はお知らせく
│ださい。会員だよりのコーナーは会員の皆様の情報発信のコーナーとしてご活用く
│ださい。メールマガジンへのご連絡、ご意見はこちら。→ merumaga@sentokyo.jp
└─────────────────────────────────────
┌─────────────────────────────────────
│記載された内容は予告することなく変更することがあります。また、当メールマガ
│ジンの内容に起因するいかなる損害等に対してもその責を負わないこととします。
│記事中の製品名等においては一般的に各社の登録商標となります。
│★発行・編集:専門図書館協議会・広報委員会
│本メールマガジンに掲載された内容について現行著作権法で許諾されている範囲を
│除き許可無く複写、引用、転載することを禁じます。
│Copyright (c) 2004-2011 SENMON TOSYOKAN KYOGIKAI, All Rights Reserved.
└─────────────────────────────────────