□ イブニングセミナー 15年度冬季
今回の総合テーマは「ビジネス支援情報講座」です。各回のテーマは、ビジネス支援概論とライブラリーでの実践、法律情報探索、情報専門職が知っておくべき法律・法務情報、マーケティング情報収集におけるフレームワーク思考法です。
会場は日本図書館協会会館 2階 研修室です。
(http://www.jla.or.jp/kaikan.htm)
夜間開催ですので今回も、多くの皆様のご参加をお待ちしています。
第1回(1月21日) ビジネス支援概論とライブラリーでの実践
講師:林 聖子(日本立地センター)
講師:高土正巳(東京商工会議所)
ビジネス支援とは何かご存じですか?ビジネスの成長段階に応じた支援があり、そのための情報が各種存在しています。情報専門職として知っておくべきビジネス支援の概論をまずお話しします。次に、実際にライブラリーでのビジネス支援の実践を事例としてご紹介します。概論と事例紹介により、ビジネス支援を身近に感じて頂けるものと考えています。
第2回目(1月28日) 法律情報探索
講師:石川万里子(龍谷大学法科大学院設置事務室)
法学部で勉強する意味とは、法律問題について聞かれた時、なにを調べればよいか適切に答えられる知識を身につけることである、と言われるほど法情報の検索は高度かつ複雑です。
情報専門職が法令・判例の探し方をやさしく説明するとともに、法情報収集のための情報源を紹介します。
第3回(2月4日) 情報専門職が知っておくべき法律・法務情報
講師:一色正彦(松下電器産業(株))
ビジネスの現場では日々どんな法律・法務が必要で、どのように活用されているのでしょうか?ビジネス上での法律・法務の現場での、契約や知財管理あるいは知財戦略の現状と、情報専門職が所属組織に貢献するために知っておくべき法律・法務の知識や、情報専門職が担えそうな内容などビジネス現場の実務者がご紹介します。
第4回(2月18日) マーケティング情報収集におけるフレームワーク思考法
講師:矢納大((株)NTTデータ経営研究所
ビジネスリサーチの中でも、特定の業界の市場動向・構造・競合状況等にフォーカスを当てたマーケティング情報はかなりの割合を占めます。しかし、調査の対象が比較的広いため、やみくもなアプローチでは時間的にも品質的にも効率的とはいえません。
そこで今回は、既存のマーケティングのフレームワークに沿ったセカンダリ・リサーチの方法論と関連する情報源について解説いたします。またその他のリサーチにおいても、独自のフレームワーク的思考法が情報収集に有効なことを紹介いたします。