専門図書館304号(2021年3月)特集:304号 「経済」と向き合う(詳細)

 

特集「「経済」と向き合う」にあたり【p1】
公益財団法人渋沢栄一記念財団情報資源センターについて【p2-8】
茂原暢、井上さやか、若狭正俊(公益財団法人渋沢栄一記念財団情報資源センター)
渋沢栄一記念財団情報資源センターは、固有の閲覧室を持たず、非来館型のリモート・サービスが中心となる専門図書館であり、財団の「図書館・デジタル部門」である(ISIL:JP1005132)。本稿では設立の経緯や、渋沢栄一と実業史をテーマとする 3 つの事業などを概説する。
池田文庫の成り立ちと特色【p9-14】
正木 喜勝(公益財団法人阪急文化財団)
大阪府池田市にある池田文庫は、公益財団法人阪急文化財団が運営する図書館です。1915年、阪急電鉄が経営していた兵庫県宝塚市の遊園地内に誕生しましたが、1949年現在の地に移転しました。特徴は、宝塚歌劇や歌舞伎を中心とする演劇関連資料、阪急電鉄関連資料、小林一三関連資料を多数所蔵している点です。この専門性を活かし、独特の雑誌記事索引、デジタルアーカイブ、展覧会によって演劇文化の普及にも努めています。
日本銀行貨幣博物館について ―コレクションのあゆみと公開への取り組み―【p15-21】
関口 かをり(日本銀行金融研究所貨幣博物館)
日本銀行金融研究所貨幣博物館は、1985年に開館したお金の歴史を紹介する博物館である。貨幣博物館の中核のコレクション「銭幣館コレクション」は、戦前の古貨幣収集家田中啓文氏によるものである。同コレクションは日本と東アジアの古貨幣に加え、それらの貨幣にまつわるさまざまな周辺資料を含む点にある。展示や目録によるこれまでの公開の取り組みを紹介する。
証券図書館の現状とその魅力
日本橋高島屋ショッピングセンターの隣にある図書館【p22-28】
金子 得栄(公益財団法人日本証券経済研究所 証券図書館)
日本橋は、東京駅から至近距離にあるビジネス街として、近年大きな変貌を遂げつつある。証券図書館は、そんな場所で、研究機関の附置する図書館の特性を生かして、証券や金融・資本市場に関する知性を磨ける書籍・資料を提供し続けている。オンラインによる電子ジャーナル、論文、資料提供も着実に進めており、多くのビジネスマンや研究者の利用をお待ちしている。
草分けの経済専門図書館 エコノミスト、研鑽、交流の場に【p29-34】
館 道彦(公益社団法人 日本経済研究センター)
経済統計と経済資料にこだわり、生きたライブラリーを目指して60年。エコノミストの学びの場として、日本経済研究センターが発信する数多くの経済予測や経済分析作成のためのデータベース、ベースキャンプとして、会員企業のビジネスマン・職員の知的武装のための拠点として、長年にわたって情報提供サービスを続けてきました。経済情報を中心とした情報のオンライン化が加速度的に進むなか、今後どういう方向に進むべきか、これからもしばらく呻吟する毎日が続くことになりそうです。
帝国データバンク史料館における資料の利活用 【p35-39】
福田 美波(帝国データバンク史料館)
帝国データバンク史料館が所蔵する資料の特質や資料管理の現状と課題をまとめた。コロナ禍を機に、改めて信用調査業をテーマとした企業博物館が果たしていくべき役割を見直す。本文中では、資料のデータベース化の取り組みについても触れ、展示やその他博物館活動と連動した資料の利活用の可能性を探る。
史的文字データベース連携検索システム 【p40-43】
畑野 吉則 (奈良文化財研究所)
国立教育政策研究所教育図書館【p44-47】
鈴木 由美子 (国立教育政策研究所教育図書館)
徒然なるままに【p48-49】
森野 辰一 (日本航空電子工業株式会社 知的財産部長)
プロ司書の検索術「本当に欲しかった情報」の見つけ方【p50-51】
渡邊 由紀子(九州大学附属図書館/大学院統合新領域学府ライブラリーサイエンス専攻)
理科年表2021【p51-52】
齊藤 泰雄(国立極地研究所)
2020年度地方議会図書室等職員研修会開催のご報告【p53-53】
事務局
ご利用ください「資料保存コーナー」【p54-54】
事務局
事務局だより【p55-55】
事務局
各種セミナー報告【p56-59】
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