特集「技術・工学分野の図書館:機械・建設産業からみる」」にあたり【p1】 |
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神奈川県立川崎図書館の特色ある活動【p2-7】
稲木 美由紀(神奈川県立図書館) |
神奈川県立川崎図書館が2018年5 月に移転・再開館してから約4 年が経過したが、この間、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、想定外の事態を経験した。現在行われている特色ある活動について、新型コロナウイルス感染症によって受けた影響も含めて紹介する。 |
機械産業とビジネスの専門図書館 BICライブラリ【p8-13】
結城智里(一般財団法人機械振興協会経済研究所 情報創発部長) |
BICライブラリは機械産業とビジネスの専門図書館である。2011年のリニューアルとともに新たなサービスや事業に取り組んできた。本稿では施設概要、主な蔵書の紹介と、独自分類と配架、新たに取り組んだサービスなどを通してBICライブラリの現在の姿を伝えている。 |
建設産業の歩みを明日へ繋ぐ 建設産業図書館【p14-19】
今泉 由子(東日本建設業保証株式会社 建設産業図書館事務局) |
建設産業図書館は、東日本建設業保証株式会社が運営する、どなたでもご利用になれる専門図書館です。平成14(2002)年に開設し、本年11月に20周年を迎えます。当館は、土木・建築などに特化せず、いわば「建設の総合図書館」として建設関連の資料全般を揃えています。なかでも当館が主分野として挙げているのが建設産業史です。本稿では、当館の概要と、建設産業史に関する蔵書についてご紹介します。 |
住総研図書室について~住まいの専門図書室~【p20-26】
風間 智子(一般財団法人 住総研) |
一般財団法人 住総研では、当財団の目的である住生活向上に資する為、住まいに関する研究・実践助成をはじめ、出版助成や助成論文・実践報告を掲載した論文・実践報告集、機関誌『すまいろん』、住まい読本の出版、“住教育”に関する普及・研究活動を長年行っている。それらの活動の一環として図書室が設置され、収集している「住」研究分野の資料は、建築学の他、都市計画学、社会学、教育学等広範囲である。その他、当財団に縁のある研究者の業績・研究活動に関する資料を収集した“研究者エッセンス文庫”や住まい分野の“古書”や“学位論文”も収集している。 |
資料の電子化と図書館という“場所”の役割 ―工学院大学図書館の事例とともに―【p27-33】
稲井田 雛乃(工学院大学 情報システム部) |
本稿では理系の私立大学である工学院大学の、新宿キャンパスと八王子キャンパスの各図書館をご紹介します。また近々改修を控える新宿図書館や、電子化の進んだ図書館の“場所”は、将来的にどのような役割や機能を持つ空間になるのかを考え、述べさせていただきました。稚拙な文章ではありますが、ご興味を持っていただけましたら幸いです。 |
山口大学工学部図書館:「居場所」の創出【p34-38】
岡崎 聡志(山口大学学術基盤部学術基盤推進課工学図書係) |
山口大学工学部図書館は、山口大学図書館を構成する3つの図書館のうちの1つであり、工学部系組織の教育と研究を支えている。本稿では、工学部図書館の沿革と概要に触れ、2020(令和2)年度改修のコンセプトと機能、改修の体制を紹介するとともに、地域固有資源である「桃色レンガ」を使用した産業史を伝える建築としての図書館の側面を取り上げた。 |
「次世代デジタルライブラリー」と「NDL Ngram Viewer」【p39-42】
大沼 太兵衛(国立国会図書館 電子情報部電子情報企画課次世代システム開発研究室) |
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日本海事センター海事図書館【p43-46】
木村 素子(公益財団法人日本海事センター 海事図書館 主任司書) |
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偶然の出会いをチャンスに【p47-48】
中村 茂登子(株式会社リコー 先端技術研究所 技術情報センター) |
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日米交流史の中の福田なをみ「外国研究」とライブラリアン【p49-50】
村上 篤太郎(東京農業大学 教職・学術情報課程) |
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事例で学ぶ図書館サービス概論(事例で学ぶ図書館1 )【p50-51】
村井 友子(日本貿易振興機構アジア経済研究所) |
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事務局だより【p55-56】
事務局 |
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各種セミナー報告【p57】
事務局 |
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